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LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記

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「イッテQ」でも話題!冬の名物・ネギの丸焼き

スペイン・バルセロナでの生活を始めて2週間。

バルセロナの緯度は北海道と同じくらいだそうなのですが、さすがの地中海性気候。日中は17度まで上がる日もあり、日差しが眩しい。そんな気持ちの良い日曜の午後、ランチへ出かけました♪

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ちょっと話がそれますが、スペインのランチタイムは午後2時からが普通なんです。平日会社勤めの人も同じで、オフィスの昼休みも午後2時からなんですよ。

レストランがオープンするのはだいたい午後1時すぎで、どう考えてもおなかがすく。ランチが終わるとすぐ夕方、というのもなんだか1日が短く感じて、勿体ない気がしてしまいます。

この習慣になかなか慣れず、レストランのウエイターさんに拙い英語で愚痴ってみると、「そのうち慣れるよ!でも皆、12時頃にはバルでタパスをつまんでるけどね!」とのこと。やはり空腹には誰も勝てないようで。ほっとした。

 

さて、この日ランチに出かけたのはバルセロナの中心部から車で30分ほどのところにある“マタロ”という街。目の前に海が広がるリゾート地♪

ここまで来たのは、カタルーニャ地方の郷土料理「カルソッツ」をいただくため。

「カルソッツ」というのは、カタルーニャ地方の白ネギのこと。日本の長ネギにとても良く似ている。

ネギはカタルーニャ地方の冬の名物であり、野焼きするのが本場の食べ方だということでそれを体験してみることに。

早速カルソッツを注文し、しばらくして出てきたのは皿いっぱいの…いや、皿に乗り切っていないネギ!!

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根本は真っ黒で炭になっている。とても良く焼けているのだが、正直、美味しそう!今すぐ食べたい!とは思えない…。そもそもこれをどうやって食べるのか?とりあえず周りの人を見ながら真似をしてみる。正しい食べ方はこう。

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まず、左手でネギの緑色の部分を持つ。そして右手で真っ黒に焦げている根っこの部分をつまみ、ネギの厚みを感じながら一気に引き抜く。

すると、真っ黒に焦げた皮の内側にあった透き通る真っ白なネギがつるんっ!と現れるのだ…!それを、カルソッツ専用のサルサ(ソース)につけ、がぶりと頂く。

右手は黒焦げの炭がべっとりつくし、左手もべとべとするし、サルサで顔も悲惨なことになる。でも、これがとても美味しい!ネギのジューシーな甘味、肉厚な触感は病みつきに!!どうしていままでこの食べ方、知らなかったんだろう。

そして、この食べ方がおもしろいこともあって、1歳の娘もすっかり楽しんでネギをほおばっている…!

こちらのネギの味は、日本のものより少しさっぱりしていて皮が薄いこと以外は、あまり変わらない。野焼きするのは難しいが、オーブンで焼けば日本でも楽しめそうだ。

もちろん日本でそのままほおばったことはないが、ツルツルと食べられてしまい、気づけた20本くらい平気でたいらげてしまうのだ。ネギは体にもいいし、デトックスにもなりそう…!とにかく無言でネギをむき、頬張る。

皿が空になると、ウエイターがすかさずやってくる。「もう1皿いるか?」と言っているのだ。わんこそばのように野焼きのネギが出てくるとは、驚き!

 

カルソッツは、この季節であればバルセロナのレストランのスタンダードなメニューだそうで、数日後、観光でバルセロナにやってきた妹と共に、レストランでカルソッツを注文した。

運ばれてきたてんこ盛りのネギを見て、テレビっ子の妹は「イッテQ!のお祭り男でカルソッツ祭り、見た!食べてみたかった!」と大興奮。

そう、「世界の果てまでイッテQ!」の大人気コーナー、宮川大輔さんのお祭り男シリーズで昨年の2月に“カルソッツ祭り”が放送されたそうだ。時間内に食べたネギの本数を競うのだが、宮川さんは45分間で150本以上を食べたそうだ。確かにツルッと食べられてしまうのだが、150本は絶対に無理。さすがプロ!

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