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2016.02.26

『八日目の蝉』作品の舞台・小豆島の魅力に迫る

2012年の日本アカデミー賞10冠に輝いた衝撃の感動作『八日目の蝉』。

原作を直木賞作家の角田光代、脚本を『おおかみこどもの雨と雪』や『サマーウォーズ』などで知られる奥寺佐渡子が手掛けた本作。誘拐犯である希和子(永作博美)と誘拐された恵理菜(井上真央)という血のつながりのない母娘の逃亡劇と、その後の二人の運命を描いている。

物語の舞台となったのは瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島。希和子と恵理菜のそれぞれが自分を見つめなおし、取り戻す場所として重要な役割を担っている。海があり山があり、歴史のある産業や文化もある。自然があふれるこの島ではゆったりとした穏やかな時間が流れており、作中で二人が癒される場として描かれているのも納得である。エネルギーに満ち溢れた小豆島の広大な景色が二人に与えた影響は大きかったであろう。

 

 

作品で登場する小豆島の魅力とは

 

作品のなかでストーリー展開の鍵となる伝統行事「虫送り」のシーンが撮られたのが中山千牧田。日本の棚田百選の一つで、800枚を超える大小の田んぼが一面波状に広がっており、四季の訪れを優しく教えてくれる。昔から伝統行事として行われていた「虫送り」も、近年では地域が少子化で行われていなかったが、監督やスタッフ陣の熱意により実施が決まり撮影が実現したそう。この作品をきっかけに伝統行事が復活した。

 

また、希和子が一時身を寄せるそうめん屋は、地元の「創麺屋」そのものが舞台となっている。希和子が「箸分け」をするシーンは、「創麺屋」の社長さんもビックリ。また、「創麺屋」のご主人は、映画を通して成島出監督と大の仲良しになり、映画が完成した後も一緒に釣りに行く仲なのだとか。ここでは実際に「箸分け」の体験や見学ができ、映画の気分がたっぷりと味わえる。

 

 

小豆島でも3年ぶりに開催!「瀬戸内国際芸術祭」

 

小豆島を含む瀬戸内海の島々を舞台に3年に一度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」が3月20日に開幕。小豆島では7つの港〔土庄(とのしょう)、池田、草壁、坂手、福田、大部 すべてでアートを紹介する。「あるものを活かし新しい価値を生み出す」という方針のもと、現代アートの作家や建築家と島に暮らす人々との協働により、そこでしか見ることのできない数々の作品が生まれ、地域の資源を生き返らせる。

 

 

 

『八日目の蝉』を鑑賞する際はぜひそのロケ地・舞台にも注目していただきたい。そしてこの春はちょっと足を伸ばして瀬戸内海に出かけ、作中の二人のように島の美しい景色にパワーをもらいつつ癒されてみてはいかがだろうか。

 

 

 

『八日目の蝉』ロケ地はココ!

 

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