ホーム > ニュース

ニュース

■地域
2018.03.16

アニメ映画『君の名は。』以降も魅力発信中!岐阜県飛騨市の魅力とは?

2016年、アニメ映画『君の名は。』の大ヒットで一躍脚光を集め、第7回ロケーションジャパン大賞で支持率部門・特別賞を受賞した岐阜県飛騨市。実は15年前にも連続テレビ小説『さくら』のロケ地として、ロケ地ブームが起こっていた。

2度も空前絶後のブームを迎えながら、昔ながらの姿を変えることなくあり続けられる飛騨市の魅力をチェック!

%e3%81%82

町の景観を支える市民の誇りと想い
そして、暮らしに根づいた温かさ

戦国時代に城下町として栄え、約400年前に用水として造られた瀬戸川沿いには造り酒屋の白壁土蔵や出格子の商家が立ち並ぶ。のんびりお散歩すれば、江戸時代にタイムスリップした気分♪

歴史を色濃く残す景観が現代まで守り継がれてきたのは、この町だからこそ。奈良時代、都の造営のためにここから木工職人が都に送られて以降、「飛騨の匠」と称されてきた町の絆は強い。「美しい景観、そして悠々と鯉が泳ぐ瀬戸川をいつまでも守りたい」という意識が高く、瀬戸川は住民によって毎日清掃されている。町の歴史に誇りを持ち、そして観光客をおもてなしする心が根付いているのだ。

レトロな町並みの中でも、ひと際情緒がある店構えと赤いろうそくの看板で、瞬く間に朝ドラの世界にトリップ! 日本有数の手作り和ろうそくの老舗「三嶋和ろうそく店」は、連続テレビ小説で今世紀歴代2位となる平均視聴率23.3%を記録した『さくら』(02)の撮影場所となった場所。

ここで作られているろうそくは100%植物性。芯が空洞になっているため、風がなくても上下に炎がゆれる優しい灯りに心癒される。匠の制作過程を見学して飛騨の伝統を感じれば、自分自身を見つめ直す機会にもなりそう。

 

gifu

(写真左上から時計回りで)
瀬戸川に隣接する白壁土蔵の町並み。碁盤目状に区割りされ、城下町の面影が残る。
絵になる瀬戸川と白壁土蔵街は、まさにインスタ映え!
円光寺は飛騨古川に300年以上伝わる伝統行事「三寺まいり」が行われるお寺のひとつ。
飛騨市を代表する伝統工芸品和ろうそく店。

 

 

 

ロケ地巡り

%e3%81%8f

①飛騨古川駅

飛騨古川駅をわたる北側跨線橋から見た風景は映画のシーンそのまま。

飛騨牛PRのご当地マスコット「ひだくろくん」のパネルも設置されており、『君の名は。』作中にも登場。ロケ地巡りの第一歩としてチェック!

②飛騨市図書館

『君の名は。』では主人公・瀧が糸守町の文献を調べた図書館としてイメージされた場所。

%e3%81%91

③岡田屋

瀧が聞き込みをする中、司と奥寺先輩が頬張っていた五平餅は中部地方山間の名物。香ばしい特製タレが後を引く。

 

dsc_0005

④三嶋和ろうそく店

『さくら』の舞台にもなった和ろうそく店。日本でも数少ない手作り和ろうそくは、ご当主の熟練の技から生み出されている。

 

dsc_0132

⑤気多若宮神社

瀧が地元の人に聞き込みをしていた背後にある神社の参道にそっくり!? ロケ地めぐりの際は地元の神様への挨拶も忘れないで。

 

飛騨生まれの人気アクティビティ

「レールマウンテンバイク ガッタンゴー! !」

%e3%81%8d

散策でノスタルジーを存分に感じた後は、足を伸ばして体を動かすのもおすすめ!廃線となった旧神岡鉄道のレールにマウンテンバイクをドッキングさせた乗り物。太陽の光を浴びながら思いっ切りはしゃいで!

 

もっとディープに浸りたい人は神岡や種倉にも足を伸ばして・・

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

 

%e3%81%99

 

鉱山として昭和初期に最盛を誇った神岡。鉱山が閉鎖した今もかつての繁栄の名残が残る。どの建物にも昭和の風情が残り、まちを歩くだけでまるで昭和にタイムスリップしたような気分になれる。昔懐かしい風情を楽しむ観光客や、昭和の時代の作品を撮りたい撮影隊に密かに注目されている隠れスポット。

 

『君の名は。』で一躍その名を全国区にした岐阜県飛騨市。
実際に行ってみると、まち本来の魅力に気づくはず。
ぜひ、この春、飛騨市を散策してみてはいかが?

 

この記事をシェアする

©Location Japan. All rights reserve