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■エンタメ
2017.05.01

メインロケ地は京都の「酸素」!木村拓哉主演『無限の住人』

木村拓哉演じる、死なない男の切なく、波乱に満ちたアクションエンターテイメント作品『無限の住人』。そんな『無限の住人』が撮影されたのは、京都府と滋賀県だ。

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木村拓哉×三池崇監督のタッグで実現した本作。無限の命を得た男・万次を熱演した木村拓哉さんは危険を貫いて原作のキャラクターを貫いたという。過去に右目を斬られ、独眼となった万次を演じるため、特殊メイクで右目を閉じた状態で激しい殺陣に挑んだ。

 

「安全のために、つぶすのは利目の右目ではなく、左目にして欲しいと何度もお願いしたのですが、木村さんは絶対に『うん』とは言いませんでした。それは木村さんの原作へのリスペクトであり、その真摯な姿勢はさすがでした」

そう語るのは、本作のプロデューサーである坂美佐子さん。

鬼気迫るシーン殺陣は見逃せない。

 

 

メインのシーンが撮影されたのは京都府・奥嵯峨の「酸素」という場所。
業界では有名な場所だそうだが、しかし撮影事情は異例だったそうで…。

 

「『酵素』と業界の人が皆呼んでいる場所をベースにしました。太秦から15分ぐらいのところにある場所で、小さいながらも山、川、広場、と揃った使い勝手の良い場所です。時代劇を撮る人間は皆使っている場所なのですが、今回はそこに二ヶ月以上建屋を建てて場所を独占させてもらいました。普段は有り得ないのですが、ほかの撮影隊や関係各所へお話を通しました」とのこと。

 

本来は関係ない所へ話をする必要は無いということが「そこは共存共栄です」と坂氏は語る。

時代劇と言えば京都、太秦などメインのロケ地があるが、ロケーションはもちろんのこと、スタッフが揃っている点が人気の理由だ。

 

「東京では『番傘』って言っても『え?明日いるのですか?』となるのですが、京都は5分で出てきます。小物がある、床山さんがいる、東京でやるためには、スタッフごと京都からお願いしなくてはならないので、自然と京都や太秦で撮影することになりますね」

 

とにかく斬るシーンが多く、画面に映っている以上に主演の木村拓哉さんは斬って、斬って、斬りまくっているという。

 

「実は100人が斬られている映像にするには、150人ぐらいを斬る必要があるんです。100人って本当に少しなんですよ。10人の単位が10個あるだけなので。皆さんの想像の100人には1.5倍ぐらいおかないと」

 

最高のロケーションで、最高のスタッフが、プロデューサー氏曰く「命を削って作った」作品。
ぜひロケーションにも注目して欲しい。

 

『無限の住人』
監督:三池崇史
脚本:大石哲也
原作:沙村広明「無限の住人」
出演者:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰 ほか
(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
http://wwws.warnerbros.co.jp/mugen/

 

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