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2020.05.20

おこもり映画・ドラマを楽しんでいる方必見!“アフターコロナ”に行きたいロケレストラン&カフェ

緊急事態宣言解除後の飲食店の取り組み

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、飲食店は休業や営業時間の短縮を余儀なくされ、非常に苦しい状況が続いている。緊急事態宣言解除後も、政府が推奨する「新しい生活様式」を遵守しながらの営業が求められることが想定でき、コロナ以前の状況に完全に戻ることは難しいと思われる。
 
とはいえそのような中でも、今後効果的なPRやブランディングに活用していけるのが、店舗内での映画やドラマのロケ受け入れだ。特に撮影が多い都内の飲食店では、以前から集客・顧客満足の向上につなげるために、ロケの受け入れを強化している店舗が数多くある。現在は撮影も自粛傾向にあるが、今後、各配給会社やテレビ局が撮影を再開した際には、ロケの受け入れ体制が整っており、スムーズな撮影が可能な店舗は制作陣にとっても有難い“ロケ地”になるのだ。
 
ロケ実績をPRに活用するための手段として、全国のロケ地を紹介する雑誌ロケーションジャパン主催の「ロケ地でランチキャンペーン」がある。ロケ実績がある飲食店が参加し、毎年5月に行われる本イベント。今年は新型コロナウイルスの影響はあるものの、緊急事態宣言の中のガイドラインである「午前5時~午後8時までの営業」に該当するランチ時間帯のキャンペーンであるため、当企画に参加している店舗もあるという。

 

そもそも、店舗にとってロケ誘致はどのような利点があるのか?

ー「ロケ地になると作品やキャストのファンが訪れ特別な場所になったり、知らずに入ったお客さんも“○○のロケ地”というだけで期待感や気分が高まる。」と、ロケーションジャパン 編集長の山田実希氏はいう。「お店側としても、従業員の士気が高まったり、接客の際のコミュニケーションに役立たせることもあるようです。結果、おもてなし向上に活かすことになり、好循環な流れが起こっています。」(山田氏)
 
ロケ受け入れに関して、飲食店は休業日や営業時間外、アイドルタイムなどの空き時間を利用してロケ対応をし、その実績を活用していくことで集客や顧客満足に繋げている。施設の魅力や対応力で制作者からのリピート撮影依頼があったり、作品の中で自社商品や店舗看板を使用してもらうなど、いわゆるプロダクトプレイスメントとしてロケを効果的に活用している店舗もある。
 
そのような取り組みをより仕組化していくために、ロケーションジャパンでは毎年5月に「ロケ地でランチキャンペーン」を主催しているのだ。
 
キャンペーンの内容は、ロケーションジャパンの読者や映画・ドラマのファンが「ロケ地でランチ」参加店舗を回り、各店舗で作品の世界観を味わう。さらには店員さんから撮影の裏話を聞き、作品に登場したロケ地席でランチをするなど、楽しみ方は様々。SNS等での投稿や戻りハガキの投函により、参加店舗から提供されるコース料理食事券が抽選で当たるなどの、うれしい特典も盛りだくさんだ。
 
その「ロケ地でランチキャンペーン」は、首都圏の緊急事態宣言解除次第で期間の延長等が検討されるようだが、「ロケ地になった飲食店を応援しよう!」というコンセプトを掲げ、キャンペーンを続行する。
 
ステイホームが推奨され、作品に触れる機会が増えている今。まずは作品を観て、緊急事態宣言解除後に、ロケレストラン&カフェを訪れる楽しみを作ってみてはいかがだろうか。(期間の延長等、首都圏の緊急事態宣言の動きを受けての変更はホームページで要確認)
 
ロケーションジャパン

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