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2017.10.15

「柏市の魅力を全国に伝えたい!」千葉県柏市「できる街プロジェクト」

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千葉県北西部に位置する柏市と言えば、地元の人が「柏市は柏レイソルしかない!」と言い切ってしまうほど、柏レイソルのイメージが強く、それ以外の産業や名産がなかなか認識されづらいという傾向がある、と話すのは柏市役所の北村崇史さん。

そこで、柏市では、市内外の方に、市の魅力をもっと知って欲しいと、様々な試みに着手している。

 

中でも特に反響が大きいのが動画による地域の魅力発信だ。

 

■「超普通都市カシワ伝説」公式サイト
http://kashiden.dekimachi.com

 

 

 

「できる街プロジェクト」のひとつの取組として始まったこちらの動画制作。なんとタイトルは「超普通都市カシワ伝説」。市内出身のクリエイターがキャラクターデザインを手がけ、柏市内にある声優学校の生徒や市内の女性を対象におこなったオーディションで選ばれた声優が声の出演とテーマ曲を歌っている。

 

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「できる街プロジェクト」のメンバー

 

 

柏市の風景写真を背景に「普通」をテーマに柏市を紹介するこちらの動画、これまであったご当地動画とは一線を画すユニークな内容なので一見の価値あり!だ。

 

そもそもは「柏市を盛り上げたい!」と市民有志が集結して制作された動画を柏市まちづくり公社や柏アーバンデザインセンター(UDC2)などの公的機関もバックアップし、柏駅前のデジタルサイネージをはじめとする市内各所での放映や広報活動の際のコンテンツとして活用している。動画はシリーズ展開し、さらに盛り上がりを見せている。

 

 

また、柏市では今年10月より、新たなふるさと納税の取り組み「柏市ふるさと寄附金」事業も開始した。
このタイミングでふるさと納税を開始したのには訳があり、昨今のふるさと納税のブームに安易に乗じていいのか、と柏市では長い間検討の時間があったそうだ。その中で踏み切ったきっかけが、「柏市内のヒト・コト・モノ」をもっと知ってもらうために、ふるさと納税を活用できる、と判断した点だ。

 

実は柏市はカブ・ほうれん草・ネギの野菜、天皇献上米を輩出するなどの米、豊水梨・王秋梨・新高梨・ブルーベリーといった果物の名産地。これらを加工した地元産スイーツなども豊富。更に、市内に海はないものの公設市場があり、全国から新鮮な魚介類なども入手できる。

 

そして、日本唯一の手づくり「関東牛刀(洋包丁)」の生産、世界的にも希少な豚革を使用した「柏レザー」の革製品、「現代の名工」にも指定された「柏ビーズ」など、「匠」も集まっている。そんな「隠れた名産地」の面をアピールする狙いもある。ふるさと納税のページからは生産者の細かい情報なども知る事ができるようになっており、ただ「税金を払って品物を貰う」に終始しない関係性を築けるよう、心を砕いている。近隣6市(柏市、松戸市、我孫子市、鎌ヶ谷市、野田市、流山市)の中で返礼品の数はトップの約130品目。さっそく反響が出始めているそうだ。

 

また、「ふるさと納税をはじめる」というPRのために、「できる街プロジェクト」の全面協力を得て、市職員出演の動画も作成!日頃はシャイで真面目な市役所職員が精一杯演じきったドラマ仕立てのPR動画。配信から15日間で800回以上再生されており、柏市作成の動画としては、ヒットの部類に入っているとのことだ。

 

■柏市ふるさと納税ページ
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/040400/p043103.html
※市職員出演の動画もyoutube配信のほか、こちらのページで紹介されている。

 

■生産者や商品の魅力を、更に掘り下げて紹介している
https://kashiwa.mypl.net/article/furusato_kashiwa/

 

 

そんなふるさと納税を応援する「柏市ふるさと寄附金」PR大使としてご当地アイドル、コズミック☆倶楽部が就任。メンバーには柏で生まれ育った方もおり、ふるさとサポーターを精力的に後押ししている。

 

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更に柏市に縁がある人への発信手段として、2018年の年賀はがきに柏市の風景と「柏レイソル」の「レイくん」イラスト入り年賀はがきの発売を決定! 葉書下部には「柏のサポーターになりませんか?」とQRコードも掲載されており、市民に年賀状を出してもらうことで、日本全国に柏のことが広まってくれれば、という想いがこもる。全国初となる「地方公共団体公式年賀はがき」は市内限定販売30万枚。11月1日(水)午前8時30分から柏郵便局で販売開始イベント実施を予定している。

 

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「ご当地動画」「観光大使」「ふるさと納税」……。
一見ほかの地域の取り組みと変わらない気がしてしまうが、実は柏市の試みは一味違う。
一方的な発信」というより「柏市の皆で作り上げる」ことをモットーとし、その輪を市外に広めよう、という動きが独自の「意欲」を感じさせる。

ただブームに乗るだけではない、しかしブームに無駄に反抗するわけでもない。結果は同じでもそこへ行き着く道筋は単純ではない。試行錯誤を繰り返し、市の未来を考えながら歩みを続ける柏市の今後から目が離せない!

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