ホーム > ニュース

ニュース

■グルメ
2021.03.20

明日が最終日!御食国・若狭のおいしグルメが東京で食べられる!

福井県の敦賀若狭地域(嶺南地方 東から敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、おおい町、高浜町の6市町で構成)は若狭湾に面した6つの市町からなる地域で、入り組んだリアス式海岸に面し、豊富な種類の海産物が水揚げされることで有名な地域。若狭地方の海産物や塩は古代から都へ送られ、その食材は都の人々の生活を支えてきました。また、その食材は朝廷へ献上されることもあり、「皇室・朝廷に海水産物などの食材を貢いだ国」を意味する“御食国(みけつくに)”として古くからその名が知られていた。

福井県小浜市にある幻想的な景色の田烏の棚田(たがらすのたなだ)

 

若狭地方の食材は現在でも皇室へ献上されおり、1977年の日本赤十字社福井県支部結成100周年記念式典の際、三笠宮殿下が福井県の梅を使った梅酒を召し上ったことを機に、福井梅が皇室に献上されるようになりました。昨年も福井梅「紅映(べにさし)」が三笠宮家、秋篠宮家、常陸宮家に計百キロも届けられました。

福井県若狭町は種が小さく果肉が厚いことで評価の高い福井梅の一大産地

 
そして、戦国時代から江戸時代にかけ、若狭から京の都に大量に運ばれたのが「鯖」。若狭湾に面する小浜港から京都に至るその道程は、“鯖街道”とも呼ばれ、大量に漁獲された鯖は行商人によって京に運ばれていた。若狭で獲れた鯖は京につく頃にはちょうど良い塩加減になり、京の人々を楽しませていたようです。

古代ずしとも言われる『鯖のなれずし』は寿司のルーツとされている

 

このように若狭地方は「海と山の幸」の宝庫で、そんな若狭の食材を3月21日に最終日を迎える「敦賀若狭フェア」(東京・銀座のマロニエゲート銀座1レストランで開催)味わうことができる。この食のイベントは「福井の美味しいでつながる」をテーマに、福井県若狭の食材を活かしたメニューが9店舗のレストランにて提供されている。敦賀産の鯛を使用した「敦賀真鯛のポワレ」や福井県発祥の米「いちほまれ」のうま味を堪能できる「香港タクシー飯」を筆頭に、本来福井県でしか食べられないメニューが勢ぞろい。

 

 

また、若狭地方の代名詞ともいえる「鯖」を利用した料理も豊富に用意されており、こうばしい若狭湾の焼き鯖で作った「焼サバチャーハン」は、福井の梅干しを添えて堪能することができ、福井の海の物、山の物を取り合わせたオリジナルチャーハンとなっている。

「鯖街道」は、小浜市から若狭町、熊川、滋賀県を越え京都への道が「鯖街道」と呼ばれた

 

一押しは皇室へも献上されている若狭地方の希少種「紅映梅(べにさしうめ)」を使った梅酒、「福井若狭の梅酒(ロック)」です。皇室にも認められた、福井の梅をこの機会にぜひ一度ご賞味してみてはいかがだろうか。

 

 

「敦賀若狭フェア」
福井県敦賀若狭の海の幸や山の幸の風味をいかした特別メニューが期間限定で味わえる。
場所:マロニエゲート銀座1 レストラン (東京都中央区銀座2丁目2番14号)
期間:2021年3月10日(水)~3月21日(日)

 

 

 

西田梅林をはじめとする三方五湖の湖畔には約7万本の梅が栽培され春には白い花が開花する

この記事をシェアする

©Location Japan. All rights reserve