旭市を全国へ! 地域ブランド確立に向けた地域活性化包括連携協定を締結
千葉県旭市は2022年4月21日、「令和4年度旭市総合戦略」の柱である「旭市の魅力を全国へ発信する」ことを目的として地域活性プランニング(東京都港区)と「包括的連携に関する協定書」を締結した。
地域活性プランニングは、全国の自治体のべ561団体が参加し、観光振興・地域活性化を目指す一般社団法人ロケツーリズム協議会を運営。まちの魅力度の向上や官民一体の組織づくりにおいて実績を持つ。
ロケツーリズムでシティプロモーション強化を目指す
旭市は、2005年の市町村合併以降、旭中央病院をはじめとした生活インフラ、肉やメロンなどの国内屈指の産出額を誇る農作物といった恵まれた地域資源があったものの、全国的な知名度は低く、まちのブランドが認知されていない点に課題があった。
今回、包括連携協定を結ぶことにより、映画やドラマ、情報番組を活用した旭市の効果的な情報発信(=ロケツーリズム)に力を入れ、シティプロモーションを強化することで、課題解決に取り組んでいく。
また、地域活性プランニングが強みとする、地域ブランドの確立に向けた様々な施策や官民一体の組織づくりに取り組み、街を上げて旭市の特産品のPRや観光誘客を目指す。
本日21日には、旭市役所で締結の調印式・記者会見が行われた。米本弥一郎市長からは「全国へPRする好機ととらえ、官民一体となって取り組んでいく」と語った。 今後は下記に関する取り組みが行われる。
1.旭市のシティセールスに関すること。
2.官民一体のまちづくり体制整備に関すること。
3.持続可能なまちづくり・SDGsの取り組みに関すること。
4.観光振興に関すること。 5.地場産品や特産品の普及促進及び研究開発に関すること。
6.その他地方創生の実現に資する取り組みに関すること。
今後について、地域活性プランニング代表の藤崎慎一氏は、ロケツーリズムに取り組む上での旭市のポテンシャルの高さを語り、「今後3年間で、しっかりと成果を上げていくためにも、KPIによる目標設定を行い、着実に取り組んでいく」とコメントした。