都会的な中心部と、豊かな自然を併せ持つ広島県。なかでも瀬戸内海に面した広島市・呉市は風光明媚な景観と共に歴史の名残が感じられ、歩けばその魅力を肌で感じることができる。
２つの地は、昨年アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した、西島秀俊さん主演、映画『ドライブ・マイ・カー』のロケ地にもなっている。今回は、『ドライブ・マイ・カー』から４つのロケ地を厳選。ぜひ、話題となった名作のゆかりのある場所にいってみて。

1．グランドプリンスホテル広島／広島市

最上階のスカイラウンジ「トップオブヒロシマ」で、高槻（岡田将生さん）と家福（西島秀俊さん）がお酒を飲みながら音の話をするシーンが撮影された。それにちなみ、ラウンジでは家福の乗るサーブをイメージし、広島産の素材を使った赤いオリジナルカクテルを提供中。

2．吉島釣り公園／広島市

吉島釣り公園の芝生では、愛犬家たちが犬を遊ばせている。公園で犬に投げたフリスビーが誤ってみさき（三浦透子）の元へ飛んでくるシーンがあるが、その日は風が強く、犬がフリスビーをキャッチできなかったため、失敗がそのまま採用されたとか。

©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

3． 閑月庵新豊／呉市

江戸末期の建物をリノベーションした一日一組限定の、大崎下島の御手洗地区にある、貸切宿。映画では、車で到着した家福が2階の窓を開けて海を眺めるシーンや、演出の仕事をするシーンなどが撮られた。

　©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

4．安芸灘大橋／呉市

『ドライブ・マイ・カー』のワンシーンで登場。水色の大きな橋と海がマッチしている。

主人公たちが赤いサーブでたどった広島と呉の「希望の道筋」を、誰かと会話を楽しみながらドライブしてみては？

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