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2023.03.03

世界遺産、国宝で撮影し“本物”を追求! 映画『レジェンド&バタフライ』

木村拓哉さんと綾瀬はるかさんがW主演を務める映画『レジェンド&バタフライ』。政略結婚で夫婦となり最初は気が合わなかった織田信長と濃姫が、どのように絆を深め、互いを支えながら戦国の時代を駆け抜けたのかを描く、感動大作映画だ。公開から25日で興行収入20億円を突破し、150万人を動員したとして話題になっている。

 

「東映創立70周年記念映画に相応しい場を」という監督の思いから、本作の制作陣は極限に“本物”を追及。そのためロケ地もこだわり、非常に豪華になっている。国宝や重要文化財を多く含む全国30カ所以上において撮影が行われ、中には国宝・朝光寺の本堂など、映画の撮影地として初めて利用された場所もある。ほかにも、世界遺産・仁和寺、国宝・彦根城、通常は非公開の霊鑑寺など、特別で洗練された場所が使用されており、作品の世界観を支えている。

 

今回は、中でも印象的なロケ地をピックアップ!

ぜひロケ地を巡りながら、信長と濃姫の絆に思いを馳せてみてほしい。

 

 

<東映京都撮影所>

「次は信長でここに帰ってきたい。」木村さんの夢と情熱が、以前に木村さんの心を奪った東映京都撮影所と「レジェンド&バタフライ」の“コラボ”により叶った。

美術の橋本創のデザインが基となり、京都の職人集団と「レジェンド&バタフライ」製作陣により築き上げられた芸術的な東映京都撮影所内の空間。それは信長と濃姫がいた時代に繋がる入口のようだ。

劇中、木村さんが演じる信長が再期を迎えた本能寺のセットはステージの中で一番大きなNo.11。その同じ場所(安土城の居室)で綾瀬さんが演じる濃姫も最期を迎えたというエピソードがある。

 

 

<兵庫県加東市 朝光寺>

国宝に指定されている本堂は室町時代の和様と唐様が漂う朝光寺。映画の撮影現場として使われたのは初めてで、比叡山延暦寺として焼き討ちの場面で撮影された。

 

 

<大阪・島本>

岐阜信長祭りに訪れた木村さんを一目見ようと人が押し寄せ、150億円の経済効果があった岐阜県。稲葉山城の戦いで勝利した信長が、標高329mの金華山に築いた岐阜城。その環境の険しさを表現されたのが、大阪・島本町だ。岩肌を流れる滝そのものを活用するなど、自然を匠に活かしたセットだ。

 

 

1月27日より全国公開された映画『レジェンド&バタフライ』。本作に登場する国宝や重要文化財の寺院。信長の生きていた時代をリアルに表現するのに“劇薬”なロケ地に足を運んでみては?

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