『おしん』に海外から熱視線! 山形にアジア客増加
お茶の間に「じぇじぇじぇ!」旋風を巻き起こした連続テレビ小説『あまちゃん』、「倍返しだ!」で日本中をスカッとさせた『半沢直樹』が台湾などアジア圏で放送が決定し、日本ロケで話題を呼んだハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』が放映されるなど、日本のドラマ・映画が世界をにぎわせた2013年。
10月12日に封切された映画『おしん』もしかり。「『おしん』についての問い合わせはもちろん、本作目当ての団体客も増えましたが、特徴的なのは、海外、とくにアジア圏のお客様が多いことですね」と庄内映画村のスタッフは話す。
『おしん』は、言わずと知れた伝説の連続テレビ小説(1983年)が映画として現代に蘇り、多くの感動を呼んだ話題作。連続テレビ小説時代から海外ファンが多いことで知られるが、今作でも、『おしん』の感動が国境を越えて広がっているようだ。
ロケが行われた山形県では、映画の撮影小道具などを展示した「庄内映画村資料館」(12月15日(日)まで)や、「おしんの生家」セットがある「庄内映画村オープンセット」(11月24日(日)まで)をはじめ、各地にロケ地や関連施設がいっぱい。おしんの生きざま同様、海外の人々の心を打った山形の風景は、現在は紅葉に彩られている。秋の行楽は、山形でロケ地めぐりを楽しんでみては。
庄内映画村
http://www.s-eigamura.jp/
【その他のロケ地】
■おしん(濱田ここね)の奉公先「加賀屋」のロケ地・旧鐙屋
パネル約20枚や濱田ここねさんのサイン、映画の台本、撮影小物などを展示。12月3日(火)まで「おしん展」を開催!
■最上川
おしんの旅立ちの舞台。紅葉を楽しみながら舟下りを楽しんで。
など県内各地