開催迫る!日本最大級のメディア総合イベント「Inter BEE 2023」
今年で59回目の開催を迎える「Inter BEE 2023」が11月15日(水)から3日間、幕張メッセで開催される。放送局や映像業界関係者には広く認知されたイベントではあるが、そうでない方「初めて耳にする」という一般の方も多いのではないだろうか。
「Inter BEE」とは、メディア&エンターテインメント関連企業が一堂に会する、日本最大級のメ ディア総合イベント。プロオーディオ、映像、放送、 通信、プロライティング、配信に関連するプロフェッショナルはもとより、映像や音響など業界の技術者・クリエイターらが一堂に会するイベントで歴史も長い。
そうはいっても私は業界関係者ではないから関係ない、と思うことなかれ。
いまや「YouTuber」や「インスタグラマー」など、映像のプロではなくとも個人がメディアを立上げ、世間に情報を発信できる時代となっている。
そのような点からしても映像のプロではない、いわゆるセミプロといった層の参加もここ数年で大きく増えており、イベントへの注目の高さを感じる。
売り切れ必須! 業界メシを味わえる「ロケ弁ラウンジ」
当日は映像機器の展示をはじめ、セミナーや基調講演、体験イベントなど盛りだくさんだが、
なかでも注目なのが「ロケ弁ラウンジ」だ。
この「ロケ弁ラウンジ」とは、イベント会場内にブースを設けたロケ弁7店舗が出店しているコーナーでロケ弁を買うことができ、いまやInter BEEに欠かせないものとなっている。
そもそも「ロケ弁」というワードは聞いたことはあっても、日常で食べる機会はそう多くはないかもしれない。映画やドラマなどの撮影現場で出されるお弁当であり、メディア&エンターテインメント業界にとって無くてはならない存在と言われるほどだ。芸能界にもファンが多く、テレビやSNSで取り上げられているので注目度も高い。
こうしたロケ弁を取り入れた背景には、業界関係者が集うイベントだけに、食を提供するのであれば普通のお弁当ではなくあくまでも「ロケ弁」、という運営側のこだわりが見える。
いまや来場者はもちろん、出展者からの人気も高く、これを楽しみの1つとしているファンも多い。毎年SNSで数多くの好意的な口コミが見られる。
さらに見逃せないのが、ラウンジの入り口前の「ロケ弁展示ショーケース」だ。
参加店舗のお弁当が一堂に並べられており一目でわかる演出は素晴らしく、常に来場者で賑わっているホットスポットの1つとなっている。
※写真は過去開催したときのショーケース
人気のロケ弁ともなると、お昼過ぎには売切れることもあるだけに要チェック!
参加7店舗の詳細はこちらのページへ。
もはや映像機器といっても、昔のように映像関係者だけが扱うものではない。
日常生活で使用することも増えつつあるので、少しでも興味があれば参加してみてはいかがだろうか。