【ドラマワイド】日本初の女性弁護士はこうやって誕生した! 連続テレビ小説『虎に翼』
今回のインタビュイー:制作統括 尾崎裕和さん
2002年にNHKへ入局。プロデューサー、制作統括として携わった主な作品に連続テレビ小説『エール』(2020年)、夜ドラ『恋せぬふたり』(2022年)、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)など。
制作統括を務める尾崎裕和さんが、脚本家の吉田恵里香さんと共に半年間ものリサーチを重ね本作のモデルに選んだのが、日本初の女性弁護士の1人である三淵嘉子さん。「法律というテーマをベースに1人の女性の人生を描く。朝ドラにぴったりな題材ではないかと思いました」と尾崎さん。
前クール『ブギウギ』の主人公のモデルである笠置シズ子さんと三淵さんは、偶然にも同じ年の生まれ。2作連続で大正から昭和の時代が舞台となる。
劇中には数多くの裁判シーンが登場し、リーガルエンタテイメントとしても楽しめるのも同作の魅力の1つだ。リアルな作品づくりのために、尾崎さんは主人公の寅子を演じる伊藤沙莉さんと共に、東京地方裁判所へ傍聴に出掛けたという。
「マスコミに取り上げられるような大きな事件以外にも、日々さまざまな事件が起きていて、その一つ一つに裁判官たちは真摯に向き合っていることが分かりました。被告人や検察官、弁護士など事件に関わる人たちが、目の前でいろいろな言葉を交わしている。その様子を間近で目にしてその場の空気を体感したことは、伊藤さんのお芝居にも良い影響を与えたはずです」
—-インタビュー全文はロケーションジャパン6月号(123号)で掲載中—-
これまでに登場したロケ地:
東京最古の鉄製アーチ橋 長池見附橋(旧四谷見付橋)
寅子が大学へ向かう通学路の象徴的な風景として使用されてのは、新宿区四谷から八王子の長池公園内に移築復元された長池見附橋(旧四谷見付橋)。1913年に竣工した長さ37m、幅22mの道路橋で、現存する鉄製アーチ橋としては都内最古。国の登録有形文化財に指定されている。
—-ロケーションジャパン6月号(123号)では、さらに制作者サイドに踏み込んで掲載!—-
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