インド映画ブーム到来!? ゆるすぎるキャラ、ナン子ちゃんが編集部でPR!
旅行業界を中心に、何かと“インバウンド”という言葉を耳にするようになったこの頃。そのなかでひそかに話題を呼んでいるのが、インド映画だ。ここ2、3年で日本各地でインド映画のロケが多く行われており、注目度が急上昇! 同時にインド映画の愛好家も増えているのだ。
インド映画といえば、15年前にインパクト大なダンスシーンで話題をさらった『ムトゥ 踊るマハラジャ』を思い出す人も多いだろう。今、インド映画はさらに成長を遂げ、年間1255本(2011年時点)が製作される映画大国に。特に北インド・ムンバイ(旧ボンベイ)を中心に製作されたものは“ボリウッド映画”と呼ばれ人気を博している。その中から2013年にヒットを飛ばした4作品“ボリウッド4”のDVDをPRするため、インド映画応援隊長ナン子ちゃん&インド映画好きのタレント、アイシスさんがロケーションジャパン編集部に遊びに来てくれた!
ナン子ちゃんは、大きな顔(失礼!)を壁にぶつけまくりながら、衝撃の登場! 笑顔がキュートすぎる友達のアイシスさんと共に今回オススメコメントをくれたのは、4作品のうち、昨年12月にリリースされた『きっと、うまくいく』『タイガー 伝説のスパイ』の2作品。二人のアツいインド映画愛をとくとご堪能あれ!
「ナン子ちゃんは『ナマステ』しか言えないので(笑)、友人である私が代わりにお応えしますね」とアイシスさん。一方、ナン子ちゃんは「ナーマースーテー…」と消え入るような声でささやきながら、常に予測不可能な動きでアピールを繰り出す! ナン子ちゃんの顔は、意外にもフカフカ。最高のさわり心地でした(笑)。
「笑って、泣いて…とにかくハートフル!
今のインド映画の魅力がギュッと詰まってます」
~あらすじ~
ランチョー(アーミル・カーン)、ファルハーン(マドハヴァン)、ラージュー(シャルマン・ジョシ)の3人は名門大学の学生だった。真っすぐで、学長にすら臆せずもの申し、好きなことに打ち込んでいたランチョーだったが、学長の娘・ピア(カリーナー・カプール)に接近したことから、三人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。その後、行方不明になったランチョーが10年ぶりに街に戻ってくると聞き…。
インド映画というと、とにかく陽気に踊りまくっている…というイメージを持ちがちだが、「インド映画って、実はとってもドラマチックなんですよ」とアイシスさん。物語の舞台は、現代のインド。カースト制や、ITで成功させるために子どもをいい学校で詰め込み教育をさせるなど、現代インドならではの社会情勢が背景にありつつも、
「主人公のランチョー(アーミル・カーン)はとにかく自由人。自分らしく生きるために、仲間たちと大暴れします。踊るシーンあり、笑ったと思ったら泣けるハートフルなシーンもあり、ミステリー要素もあり…と、インド映画の魅力のすべてが詰まっています。とにかく盛り上がりますよ!」
「駆け落ちシーンに思わずキュン♪ラブあり、
アクションありのエンタメ映画です!」
~ あらすじ~
インド諜報局RAWの敏腕エージェント・タイガー(サルマーン・カーン)は、敵国パキスタンとの接触が疑われるミサイル技術の権威、キドワイ博士の監視を命じられる。博士の家政婦をしながらダンスを学んでいるインド系イギリス人の美女ゾヤ(カトリーナ・カイフ)に心惹かれるタイガーだったが、彼女こそがミサイル情報を手に入れようともくろむISIのエージェントだった。
本作は、インドとパキスタン、対立した組織のスパイ同士のラブストーリーだ。
「二人のラブシーンがとにかくかわいらしいんです。表紙はシリアスですが、劇中のタイガーの笑顔もステキ!」とアイシスさんは目をキラキラ。心なしか、ナン子ちゃんのテンションも上がり気味の様子(笑)。
「二人は駆け落ちをするんですが、そこで身内の組織をだますために騙し合いをしなければならないんです。だから、観ている方も最後までどこまでが本音なのか、どこまでが『ラブ』なのか分からなくて…。駆け落ちの道中は、歌も踊りも、アクションもラブシーンも盛りだくさんで、スピード感がスゴイ! キューバで隠れるシーンはキュンキュンしますよ♪」
インタビュー中のアピールも激しいナン子ちゃん。…近い(笑)
「インド映画はロケも世界規模!
俳優さんの顔パスロケ地もあるくらいです(笑)」
ひととおり映画の魅力を語っていただいたところで、ロケーションジャパン的には、ぜひオススメのロケ地は聞いておきたい!
「『きっと、うまくいく』のラストに登場するラダック・パンゴン湖(インド)ですね。高所にあるのでツアーは出ていませんが、映画を観た人には行きたい!とおっしゃる方も多いですよ!」
とアイシスさん。通常の旅行では見ることが難しい風景が見られるのも、インド映画の魅力のようだ。さらに、インド国内だけでなく、世界各地が舞台になっているものも多いというスケール感もインド映画の特徴だという。
「『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』の舞台になったベルリンは撮影が難しい街なのですが、シャー・ルク・カーンはドイツでも人気なので『彼が主役の映画ならいいよ』と(笑)。それだけ、インド俳優はワールドワイドなんですよ」
この不思議なポーズは?…「『きっと、うまくいく』のポーズです」(笑)。
「見たら絶対ハマるのがインド映画です!」
「ナーマースーテー」
最後に、アイシスさんとナン子ちゃんからひと言。
「なじみがないので、きっかけが必要だと思いますが、歌、踊り、すべてがダイナミックなのがインド映画。見たら絶対ハマりますよ!」(アイシスさん)
「ナーマースーテー」(ナン子ちゃん)
…こうしてアイシスさんは笑顔で癒しをふりまき、ナン子ちゃんはPRを頑張ったごほうびに好物のリンゴとハチミツをたくさんもらえるそうで心なしかソワソワと(笑)オフィスを後にしたのだった。
インド映画に興味を持ったみなさんも、ナン子ちゃんが気になって仕方がなかったみなさんも(笑)、ロケ地をしっかりチェックしつつインド映画の魅力を楽しんでみてはいかが?
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