女性が憧れたドラマは、やっぱり“月9”
女性のライフスタイルに多大な影響を与えてきたテレビドラマの数々。そこで今回は20~50代の女性2200名に「あなたが憧れたドラマを教えてください」というアンケートを実施した。
断トツでトップに輝いたのが木村拓哉さん&山口智子さん主演の『ロングバケーション』(1996年)。放送当時「月曜日はOLが街から消える」「ピアノを習い始める男性が増加」など、数多くの社会現象を巻き起こしたこの作品。ドラマのブームとともに劇中に登場した「モンスーンカフェ」などのロケ地には多くの人々が訪れ、OLたちの聖地と化した。
第2位は“合コンの女王”と呼ばれるヒロインが、真実の愛に出会うまでを描いたラブコメディ『やまとなでしこ』(2000年)。松嶋菜々子さん演じるヒロインの決めゼリフ「今夜はたった一人の人にめぐり逢えた気がする」が流行するとともに、彼女のファッションや髪型をまねる女性も続出した。
第3位は“月9”という言葉はこの作品から生まれたと言ってもいい『東京ラブストーリー』。鈴木保奈美さん演じる赤名リカの有名すぎるセリフ「セックスしよ!」は、既存のヒロイン像を一気に変えるほどのインパクトを残すなど、ストレートな愛情表現が多くの女性の共感を呼んだ。
上位3つに共通しているのが“月9”ドラマであること。最近でこそあまり話題になる作品が少ないが、憧れドラマ=月9という図式は世代を超えて、多くの女性に共通しているのだろう。
<アンケート内容>
■あなたが憧れた日本のドラマを教えてください
(質問対象:東京・関東在住の20~50代の女性 有効回答数:2200人)
あなたが憧れた日本のドラマを教えてください
1位『ロングバケーション』
2位『やまとなでしこ』
3位『東京ラブストーリー』
4位『花より男子』
5位『相棒』シリーズ