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■エンタメ
2015.05.18

関根勤の初監督映画『騒音』が5/23に公開! オヤジたちよ、ふるいたて!

タレントの関根勤さんが、2013年に60歳を迎え、芸能生活も40周年、その数を合わせて100周年のアニバーサリー企画として誕生した映画『騒音』が、いよいよ5月23日(土)に公開を迎える。

この企画は、日活のCS放送『映画ちゃん』で映画作りの過程を追う番組として始動。

関根勤さん初監督とあって注目度も高く、「撮影現場の雰囲気は?」「どんな内容なの?」と気になるところも多いのだが、そこは関根さん、ジャンルこそ違えど数多くの舞台や現場に携わってきた経験を活かし、最初は緊張もあったそうだが、ものの1、2時間で現場に慣れ、2週間でしっかり撮りきったというのだからスゴイ。脚本を担当した舘川範雄さんも、監督をする関根さんを見て「プラモデルを完成させる過程のように、一日、一日、楽しそうに作っている感じだった」と話す。

 

物語は東京のS区を舞台に、地底人が住人を襲う怪事件からスタート。そこへ救世主として抜擢されるのが、温水洋一、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也らが演じるダメオヤジたち。彼らが地底人と戦うヒーロー物語なのだが、単純明快なストーリーに終わらないのがこの作品。随所に笑いと悲哀が溢れる内容になっており、友情出演するタモリ、明石家さんま、小堺一機ほか、豪華メンバーの夢の出演と演技からも目が離せない。

 

主な撮影地として選ばれた静岡県御殿場では、合宿のように皆が泊まって、映画作りに没頭したそうで、不意な出来事が起こっても、脚本家とその場でシーンを修正して進めていったことで、ワンシーンごとに関根ワールド全開の内容になっている。

 

さらに、哀愁たっぷりのオヤジたちのエピソードの中には、実際にあった事がもとになっているものもあるそうなので注目だ。爆笑必至の出来栄えに、劇場内が笑いで溢れる様子が目に浮かぶが「とにかく緩めて、笑いに来たぞ!という気持ちで観てください」と舘川さんが話すように、劇場で大きな声を出して笑ってみたい作品だ。

 

 

映画『騒音』
監督:関根勤
脚本:舘川範雄
出演:温水洋一、村松利史、飯尾和樹、岩井ジョニ男、酒井敏也ほか
公開:5月23日(土)
©2015騒音組合
http://souon-movie.com/

 

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