海老蔵、成田市御案内人に就任!まちおこしに新風を巻き起こす!?
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんがこのほど、千葉県成田市の「成田市御案内人」に就任し、1000人の成田市民の前で任命式が行われた。
市川團十郎家と成田山新勝寺は、初代が子宝祈願で詣でて、男児を授かって以来、300年以上のゆかりがあるが、公式に市川家と成田市がつながったのは初めて。任期は3年。
小泉一成市長から任命証を授与される市川海老蔵さん
毎年大晦日は成田で過ごすという海老蔵さんは、「とにかく成田には父との思い出がたくさんある」と今回の就任を大変喜んだ。新勝寺の建立1070年祭で、故十二代市川團十郎と親子で「連獅子」を奉納し、「そのとき、親子で参道を練り歩いた光栄を成田市民は今も鮮明に覚えている」と小泉一成市長は任命式を契機に「歌舞伎のまち成田」を発信できることに期待を込めた。
そのほか、自身の海老蔵襲名や結婚報告など、節目ごとに成田を訪れ、海外公演で成田空港を訪れていることから、「(成田に)来るときはいつも身が引き締まる」という海老蔵さん。就任後初の御案内人の任務として、成田駅前にオープンした「スカイタウンホール杮落とし公演」に出演し、10倍の倍率をくぐる抜けた市民たちを魅了した。
成田は映画やドラマのロケの誘致や、成田ソラあんぱんといった新しいご当地グルメ開発などで、次々とまちおこしを行ってきた。海老蔵さんは「3年の任期満了となるときのゴールのイメージはできている」と自信をみせており、今後は御案内人としてどのように成田の魅力を発信していってくれるか、これからますます成田と海老蔵さんから目が離せない。
(撮影:吉場正和)