大野智 が最強忍者に! 派手なアクションに加え、大野も振り付けを考案したダンスも?
和田竜原作「忍びの国」(新潮文庫)が、中村義洋監督、主演:大野智で実写化され、2017年7月1日 (土)から公開ロードショーになる。
時は戦国。織田信長が攻め入ることができなかったただひとつの国、伊賀の国。そこに棲むのは、人でなしの忍者集団だった。そんな忍者の一人・無門(大野智 )は、凄腕の忍者だが、無類の怠け者。普段は女房のお国(石原さとみ)の尻に敷かれる毎日を送っていた。そんな中、ついに織田軍が伊賀に侵攻。圧倒的な戦力の前に無門ら忍びの軍団は秘策を用い…。
幼い時から忍者が大好きだった中村監督は「ウソっぽい忍術はやりたくない」と合成なしで「土遁の術」の撮影に挑戦。竹筒ひとつで土に潜ったアクション部は「高い所から落ちるより怖い」と言っていたとか!
そんな撮影が行われたのは夏。千葉・房総や各地で行われたロケは連日の暑さとの戦い。少しでも水分を補給しようとスタッフは連日かき氷やスイカを用意し暑さ対策をしたそうだ。
ド派手なアクションが目白押しの本作だが、中でも注目は「川」と呼ばれる決闘シーン。
主演の大野さんを始めキャストは半年前から練習に励んだ。特に大野さんは2度も「川」があり、大変だったとか。撮影の合間もずっと練習していた姿にスタントマンの吹替も考えていた監督の意向が変わる。「大野くんが完璧にやってくれちゃうんで、(吹替は)必要なし!」大野さん自ら演じる「川」は見逃せない!
「原作よりも元気ではっちゃけた感じにしたい」と中村監督は、殺陣のシーンにはダンスの要素も取り入れたそうだ。
振り付け師を呼ぼうかと考えていた監督に声をかけたのは、大野さん。
大野さんといえば、ジャニーズの中でも高いダンス力が有名。自ら「こんなのどう?」と提案した。
「彼も楽しみながら無門を演じてくれたのだと思います」と監督。
アクションの合間に「ちょっとカメラ目線になってみない?」と言ったら、クスクス笑いながらノリノリでやってくれたのだとか。
「今まで観た事のないような映画になっていると思う」と監督。
公開まで間もなく!
大野さん考案のシーンはどこなのか。隅々まで楽しんでみよう。
『忍びの国』
監督:中村義洋
出演:大野智、石原さとみ、伊勢谷友介 ほか
http://www.shinobinokuni.jp/index.html
2017年7月1日 公開
(C)2017映画「忍びの国」製作委員会