世界に誇る温泉地!「おんせん県おおいた」で「世界温泉地サミット」開催!
2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどを見据えて国全体でインバウンドを強化する中で、日本の観光資源として世界に誇る温泉は、資源・文化としても注目されている。
そこで、温泉資源の更なる活用と、温泉地の発展を目的として、5月25日(金)から27日(日)に、大分県で「おんせん県おおいた 世界温泉地サミット」が開催される。
温泉を地域の強みとしてPRする自治体が多いなか、大分県の「おんせん県」としてのPRキャンペーンは飛び抜けて成功していると言える。
県のPR動画「シンフロ」(温泉でシンクロナイズドスイミング)は180万回を超える再生数を誇っており、国内外から大きな反響が起きている。
その大分県で、温泉地自治体の国際会議としては世界初の試みとなる「世界温泉サミット」が開催されることになった。
サミットのメインテーマは「世界の温泉地が拓く地域発展の可能性~温泉がつなぐ地域資源の多様な活用方法~」。
25日の全国温泉地サミット(環境省主催)を皮切りに、26日は基調講演や海外の温泉地の事例発表に続き、「観光」、「医療・健康・美容」、「エネルギー」の3つの分科会で議論を深掘りする。この26日の議論の様子は、一般の方も聴講可能だ。
また、世界温泉地サミットの関連事業企画として、その土地ならではの食や自然・文化を楽しみながら温泉地を巡る「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」が、別府市で5月26日(土)に、中津市で5月27(日)に開催される。
ガストロノミーとは、欧米で普及している旅のスタイルで、独自の「食文化」を持つ地域を訪れ、その地域文化や伝統とともに「食」を楽しむ、食文化と観光が融合した観光のことだ。(※参加には事前申込と参加費が必要となるため、「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」のイベントホームページを要確認)
このほかに、サミット各参加国・自治体の紹介ブースや物産、飲食ブース、ステージイベントなどが行われる「世界温泉地観光物産展」も5月26日(土)~27日(日)に開催される。
世界に誇る日本の資源・文化である「ONSEN」は、どこまで地域の発展に結びつけるのか。温泉の新たな可能性に期待が高まっている。
「おんせん県おおいた♨世界温泉地サミット」
開催日:2018年5月25日(金)~27日(日)
会場:別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザ
世界温泉地サミット実行委員会事務局
Tel:097-506-2129、2114
http://www.pref.oita.jp/site/onsen-summit/