岡山県のシティPR「ハレウッド」が本格始動!
「晴れの国おかやま」と映画の街「ハリウッド」を掛け合わせた「ハレウッド」としてPRを始めている岡山県が、県のPR動画づくりに動いている。
このたびその動画の主演・助演俳優の一般募集が始まったことが2018年6月1日(金)、おかやま晴れの国大使の千鳥の2人から東京・新橋の「とっとり・おかやま新橋館」にて発表された。岡山県知事である伊原木隆太氏も駆けつけ、発表会を大いに盛り上げた。
「ハレウッド」とは、晴れの日が多く、映画の撮影に適した岡山県を、同じように雨が少なく撮影向きだった「ハリウッド」のように映画の都にしよう、という岡山県のPR活動だ。
オーディションへの応募資格は「岡山県に興味があり、岡山県を愛し、岡山県の魅力を全国に発信したいという熱い想いを持った人」。条件に当てはまる人は日本全国誰でも応募可能。
応募方法は、自治体としては画期的なネットへの動画アップロードが採用されている。
前回の第一弾オーディションには応募総数237名が集まり、現在受賞者を中心に動画制作が行われている。
今回のオーディションで選考されれば、倉敷市出身の俳優・映画監督で「おかやま晴れの国大使」でもある前野朋哉さん(31)(俳優として映画『桐島、部活やめるってよ』『大人ドロップ』『笑う招き猫』、テレビCM「三太郎シリーズ」一寸法師役、等)を監督にしたPR動画「ハレウッド動画」に出演できることとなる。また、出演料(賞金)として20万8092円(ハレノクニ)が贈られることもあわせて発表された。
昨年、前野監督が制作したゾンビ映画をモチーフにしたハレウッド動画『The Land of Sunshine(ザ・ランド・オブ・サンシャイン)』は、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)第7回観光映像大賞部門の総応募数519作品の中から、現在ファイナリスト10作品の1つにノミネートされており、観光プロモーション映像として評価、注目を集めている。
岡山県は昨年、映画『先生!、、好きになってもいいですか?』『8年越しの花嫁』など県が舞台になった作品が続き、今年も映画『ういらぶ。』の公開を控える。県として本格的にロケツーリズムによるシティプロモーションに力を入れ始めた岡山県に、今後も目が離せない。