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2019.01.15

「第9回 ロケーションジャパン大賞」受賞作品×地域を発表!

この1年でもっとも人を動かし、まちの観光を活性化させた作品と地域に贈る「第9回ロケーションジャパン大賞」の受賞作品×地域を大発表!

一般アンケート8,000人と4つの指標で選んだ!

 

受賞作品×地域を発表!

 

ロケ地感があって多くの人がロケ地を訪れた作品が多かった今シーズン。

一般投票と有識者審査をベースに4つの指標で決定した「作品×地域」を発表!

皆様、たくさんの投票をいただき、誠にありがとうございました!

【一般アンケート概要】
■ 期間:2018年11月24日~ 12月15日
■ 調査人数:8,000人(ロケーションジャパン.net/(株)ジャストシステム)
■ 2017年12月1日~ 2018年12月2日に公開、放送された映画・ドラマ・アニメ作品の中で、ロケ地が印象的だった、行ってみたくなった(行ってみた)作品×地域に投票。


[配点概要]
■ 地域の変化、支持率、撮影サポート度、行楽度の4つの基準をもとに1000点満点で配点を実施。

 

 

 

<第9回 ロケーションジャパン大賞>受賞作発表!

 

★グランプリ

岐阜県×連続テレビ小説『半分、青い。』(897ポイント)

 

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県では推進部会を設立し、観光客向けに作中にも登場した名物・五平餅のガイドマップ作成や番組展の実施、休憩所を設置してロケセットを展示するなど、観光客がより楽しんでもらえるように工夫。さらに、キャンペーンロゴの使用で番組関連商品の開発にも力を入れた。放送期間中の観光入込客数は約4倍、経済効果は32億7000万円(2018年8月発表※1)と、作品の影響で地域が盛り上がっている。

※1 「ツーリズム東美濃協議会」と、東濃信用金庫(多治見市)の「とうしん地域活力研究所」が推計を発表。

 

 

 

★準グランプリ

千葉県いすみ市×映画『万引き家族』(863ポイント)

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いすみ市での撮影は海水浴のワンシーンのみだが、そのロケ地となった大原海水浴場にはロケ地案内板が設置され、観光客は前年夏季観光シーズン比約1.5倍に!かねてより官民一体となった撮影サポート、手厚い「ロケ地巡礼者」への対応で制作陣・ファン双方から支持が高い。ロケ地マップの作成や、ロケ地への看板設置など観光客にも喜ばれている。今年1月初旬には市内初のロケ地ツアーも実施。

 

 

 

★優秀賞

<地域の変化部門>

鹿児島県×大河ドラマ『西郷どん』(851ポイント)

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オープニングの「雄川の滝」には前年度比2.6倍の10万人が訪れ、新しい人気観光スポットに。

当初経済効果は300億円超と試算されるほど大きな期待を寄せられていたが、それに応えるように昨年12月に258億円と新たに発表された。(九州経済研究所調べ)

 

 

 

 

 

 

<支持率部門>

長崎県佐世保市×映画『坂道のアポロン』(849ポイント)

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「行きたいまち」として一般層からの絶大な人気を見せた。

キャスト・スタッフを動員するなど市の効果的な情報発信でさらに人気は倍増し、

聖地巡礼等による観光客が日帰り・宿泊ともに大幅に増加した。

 

 

 

 

 

<撮影サポート部門>

岡山県×映画×『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(608ポイント)

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ロケ対応に関する県と市の連携が強固。

ロケ地の提供や物語に関わる医療監修の協力など多くの面で制作陣をサポート。

イベント開催やロケ地マップ作成で多くのメディアに露出した。

 

 

 

 

 

 

<行楽度部門>

福井県×ドラマ『チア☆ダン』(588ポイント)

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「福井らしさ」を伝えられるよう撮影陣とタッグ。

作中登場したグッズを買う観光客が大幅に増加!

グッズ展示、イベント開催でも作品と地域の盛り上げに貢献した。

 

 

 

 

 

★審査員特別賞

千葉県船橋市×映画『きらきら眼鏡』

市民の出資で自治体・映像制作者とタッグを組み、一般公開まで実現。

市民のエキストラ参加、チラシ配りなどの広報活動で地域が一体となった動きが活発だった。

 

広島県東広島市×映画『恋のしずく』

昨年7月の豪雨災害後、観光客数が前年比5割減まで落ち込んだが、映画公開をきっかけに108%まで回復(昨年10月時点)。

災害からの復興への大きな後押しとなった。

 

 

★監督賞

映画『カメラを止めるな!』 上田慎一郎監督

映画界全体の士気を高めた功績の大きさとともに、ロケ地である水戸の魅力を周囲に知らしめた。

 

受賞された皆様、誠におめでとうございます。

授賞式は2月21日(木)に都市センターホテル(東京都千代田区)にて開催予定です。

また、3月15日(金)発売のロケーションジャパン92号で「第9回ロケーションジャパン大賞」特集と授賞式レポートを掲載します。

ぜひご確認ください。

 

 

ロケーションジャパン大賞 4つの指標

 

 

■ノミネート条件
・2017年12月1日~ 2018年12月2日に公開、放送された映画・ドラマ・アニメ作品

・全国規模で公開または放送された作品と地域
・地域の変化が見られた作品と地域
・ロケ受け入れに対し、組織的な対応ができる地域
※上記の効果が出ていた作品と地域を、編集部調べで選出。

 

■選考基準
下記4つの指標をもとにポイント化して算出

①支持率…約8,000名の一般アンケート結果による。
②ロケ地行楽度…作品の世界観が楽しめるか?
(ロケ地マップの有無、語り部がいる、ツアーの有無 ほか)
③撮影サポート…地元のロケ協力度、住民の理解度
(ロケ支援組織の有無、撮影リピーターの有無、撮影窓口の一本化、ロケに対する住民の理解度 ほか)
④地域の変化…観光客の増加 経済効果 CM換算効果
(作品による経済効果、作品にまつわる商品の誕生、エキストラの登録状況、メディアへの露出 ほか)

 

■審査員

選考に協力いただいた有識者の皆さんは下記の通りです。 

 

・観光庁 観光地域振興部 観光資源課 観光資源活用推進室 室長

 山田亜紀子さん

・文化庁 参事官(芸術文化担当)付 芸術文化調査官

 戸田 桂さん  

 ・脚本家  

 関 えり香さん 

・株式会社ダイヤモンド・ビッグ社 地球の歩き方編集部 編集長

 小坂伸一さん  

・ドラマ解説者  

 木村隆志さん

 ・朝日新聞社 大阪本社生活文化部 記者

 保科龍朗さん

・プラネットファイブ 代表取締役  

 田中和彦さん

・跡見学園女子大学 観光コミュニティ学部 准教授

 村上雅巳さん

 

 

 

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