佐賀県唐津市が「行きたいまちNO.1」に決定!「第5回全国ふるさと甲子園」
今年で第5回となる、旅好き、エンタメ好き、何より「ふるさと大好き!」な人必見のイベント「第5回全国ふるさと甲子園」が8月24日(土)に東京・秋葉原のアキバ・スクエア(秋葉原UDX 2F)で開催された。(協力/ロケツーリズム協議会)
「行って、食べて、買って、ふるさと応援!」をテーマに全国から55地域が集結し、「行きたいまちNO.1」の座を賭けて、映画やテレビなどのロケ地やご当地グルメで激しいアピール合戦を行った。
内閣総理大臣補佐官の江藤拓氏は、出展地域が集結するキックオフに参加し、55地域を前に激励とエールを送った。
一部、二部と累計約3,062人(有料来場者数)が来場し、来場者の投票によって「行きたいまちNO.1」が決定!
グランプリに選ばれたのは、「第4回ふるさと甲子園」の「ごはん・パン・麺類」部門で第2位を獲得したことのある佐賀県唐津市。
唐津市は、2018年冬アニメでブームを巻き起こしたアニメ『ゾンビランドサガ』で甲子園を盛り上げた。事前の情報発信から、当日ブースでのご当地グルメ「佐賀牛カレー&佐賀県産和牛カレー」の販売まで、徹底した連携でグランプリを勝ち取った。
ロケーションジャパン編集部・山田実希は「佐賀県唐津市は、2017年の『第8回ロケーションジャパン大賞』にてアニメ『ユーリ!!! on ICE』で特別賞を受賞されました。継続的にロケツーリズムの取り組みをしてきたからこそ、4つの指標の中で高い得点を獲得できたのだと思います。グランプリ受賞、誠におめでとうございます」と称えた。
授賞式では唐津市の担当者が、今回チーム佐賀県として一緒に出場した嬉野市を称え、これからのロケツーリズムの発展と来年度のふるさと甲子園への意気込みを新たにして幕を閉じた。
受賞した地域は以下の通り。
■「行きたいまちNO.1」
グランプリ:佐賀県唐津市
準グランプリ:静岡県河津町
3位:長野県千曲市
4位:千葉県茂原市
5位:愛知県岡崎市
6位:岐阜県飛騨市
7位:千葉県いすみ市
8位:福島県会津若松市
9位:千葉県柏市
10位:千葉県勝浦市
■世界に誇る逸品大賞
◇ごはん・パン・麺類部門
1位:愛知県岡崎市「おかざきカレーパン」
2位:佐賀県唐津市「佐賀牛カレー&佐賀県産和牛カレー」
3位:岐阜県飛騨市「飛騨牛コンビーフ丼」
◇惣菜・おつまみ・その他部門
1位:千葉県茂原市「葱ッペ餃子」
2位:北海道小樽市「小樽産焼ほたて串」
3位:新潟県十日町市「妻有ポークのしゃぶしゃぶ」
◇デザート・ドリンク部門
1位:岡山県赤磐市「赤磐の宝石(シャインマスカット)」
2位:長野県千曲市「あんずヨーグルトスムージー」
3位:岡山県玉野市「紫いもアイス」
◇お土産部門
1位:宮崎県椎葉村「椎葉の秘蜜(はちみつ)」
■エンタメ・おもてなし賞
1位:愛知県岡崎市
2位:佐賀県唐津市
3位:岐阜県飛騨市
■ふるさとPR賞
1位:徳島県鳴門市
2位:千葉県柏市
3位:福島県会津若松市
■ロケツーリズム賞
1位:北海道上富良野町
2位:長野県千曲市
2位:岐阜県飛騨市
「全国ふるさと甲子園」実行委員長の藤崎慎一(株式会社地域活性プランニング代表)は、「昨日のキックオフの時に、昨年優勝した愛知県岡崎市の土田さんから、「全国ふるさと甲子園で町が変わった!」と言っていただきました。皆さんにお願いしたいのは受け身ではなく一歩前に出ていただきたいということです。「全国ふるさと甲子園」は第1回から比較すると確実にボルテージが上がっています。それは出展者の皆さんが一歩前に出ているからだと思います。残念ながら受賞に至らなかった地域に関しても、多くの審査員が「甲乙つけがたい」と言っていました。ぜひこれからも「このグルメがおいしい」「この地域に言ってみたい」という思いをどんどん拡散してください。今回は、市長・町長などの自治体トップも多く来場しました。トップが動くと下が動きやすくなります。夕方会場の外に出ると、愛知県岡崎市の東海オンエアさんのファンの方が、炎天下の下で待ってくれていました。そしてファンの方は愛知県岡崎市だけではなく他のブースも応援してくださったのは本当のファンだと思います。来年2020年は「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されます。次回の「全国ふるさと甲子園」はオリンピック開催期間中の8月22日(土)に開催することがほぼ確定しています。引き続きこれからも地域を応援してください。」と55地域の健闘を称えた。
令和最初の「甲子園」で熱い戦いを繰り広げた55地域の、今後の更なる活躍に期待したい。
(ロケーションジャパン編集部)