今こそ注目!肉の聖地”津山”!!
コロナ禍の外出自粛で町の飲食店が軒並み悲鳴を上げる中、焼肉店の2020年の倒産件数は2019年に比べても3割減と過去10年間で最少を記録し、比較的好調だという。排煙装置による十分な換気や“一人焼肉”人気で、3密回避の影響がむしろプラスに働いたのかもしれない。あるいは、外出自粛でストレスの多い世の中で、せめて焼肉でも食べて鬱屈とした気分を晴らしたいと思う人も多かったのだろうか。
まさしく「Meat is power!」
そうやってたくさんの人々を惹きつける肉だが、多くの人が思うより古くから肉食文化が根付く地域がある。それが岡山県津山市だ。江戸時代には、仏教の影響で肉食が禁止されていたが、近江彦根藩は幕府に牛肉の味噌漬けを献上していたという記録が残されている。また、津山でも江戸時代から養生食として肉食が行われていたと伝えられている。
肉のうまみを凝縮した津山名物「干し肉」
そんな“肉の聖地”の名物は「津山ホルモンうどん」。 これの美味しいポイントは鮮度の高いホルモン。津山の食肉処理場では、牛が処理ラインに入って洗浄処理され、「食用ホルモン」へと変身するまでにかかる時間がわずか10分。このスピードこそが、ホルモン独特の臭みをなくし旨みを存分に味わえる条件であり、良質で安価な肉が出回っていた津山だからこそできる極旨グルメの秘密だ。
東京都在住の津山市出身の男性によると「地元津山で、津山ホルモンうどんの美味しいお店は、黒毛和牛の新鮮なくさみのないホルモンを使用する『お好み焼三枝』。東京都在住の津山市出身の男性によると「地元津山で、津山ホルモンうどんの美味しいお店は、黒毛和牛の新鮮なくさみのないホルモンを使用する『お好み焼三枝』。独自にブレンドさせた甘辛い味わいがたまらない!コロナが落ち着いたら食べに帰りたい!」と、紹介してくれた。
津山ホルモンうどんが美味しいと評判のお店「お好み焼 三枝」
そんな津山市、実は著名人を多く輩出しているのも特徴だ。その中でもB’zの稲葉浩志、俳優のオダギリジョー、芸人の河本準一らの応援を受け、「津山国際環境映画祭」なる新イベントが始動する。また、昨年には無人チェックイン可能な宿泊施設「美都津山庵」がオープン。周辺にはおしゃれなカフェも多く、一日中楽しめるという。
「津山国際環境映画祭」ななスパ///2021年1月20日放送(Youtube)
「津山スタイル」とも言うべく独自の日本の美を体感できるアート&デザインホテル「美都津山庵」
城下町ならではの古くからの魅力を引き継ぎつつ「滞在型映画芸術文化都市」という新たな観光地を目指す津山市。まずは映画祭をきっかけにこの町を訪れてはいかがだろうか。
津山国際環境映画祭について
第1回:期間/2021年1月30日(土)・31日(日)
第2回:期間/2021年2月14日(日)
http://bitotsuyama.com/eigasai/
紹介した飲食店・ホテルはコチラ!
アート&デザインホテル「美都津山庵」
〒708-0834
岡山県津山市中之町8-1
TEL.0868-31-0178
津山ホルモンうどんの美味しいお店!
お好み焼 三枝
〒708-0002
岡山県津山市上河原441-5
TEL/FAX 0868-23-3972
営業時間:月曜日は定休日
11:30~14:00
17:00~21:00