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2013.06.21

昭和初期の大阪・ミナミを舞台に森山未來がダメ亭主を演じる!?

大阪が生んだ文豪、織田作之助の生誕100年を記念し、彼の代表作である『夫婦善哉』のドラマが8月24日(土)からNHKで放送される。

物語は大正から昭和初期の大阪を舞台に、ダメ亭主・柳吉と芸者・蝶子による波乱万丈の夫婦生活を描く人情喜劇。1955年には森繁久弥と淡島千景が主演し映画化された作品を森山未來と尾野真千子が演じる。

大阪・京都・和歌山を中心に行われた撮影は、いよいよクランクアップ間近。柳吉を演じる森山は「大正から昭和初期の物語なんですけれど、今の日本にはない豊かさ、金銭的なことではなくて心持ちだったり、人との関わり方なんかに凄く温かみを感じています」とこの当時の世界観を振り返りコメント。一方、柳吉を支える蝶子を演じた尾野は「今の時代でもこんな愛し方があってもいいんじゃないか、これだけ人を愛せるってことがどれだけ大切なのかを分かってもらえたらうれしいです」と語った。

この『夫婦善哉』の舞台となっているのが大阪の下町ミナミ界隈にある法善寺横丁。じつはこの場所は、ドラマ『スローダンス』(妻夫木聡・深津絵里主演)、『女帝』(加藤ローサ主演)、『喰いタン2』(東山紀之主演)など多くのロケ地として使われている。きらびやかなミナミから歩いてすぐの場所にありながら、古き日本を感じさせる風情あるこの通り。ドラマ放送前に一度見ておくと、世界観を身近に感じることができそうだ。

 

土曜ドラマ『夫婦善哉』

8月24日から放送(連続4回)

毎週土曜21時~

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