半沢を彷彿させる香川照之の「怪演」ふたたび。 2020年最後の“演技合戦”を見逃すな!
12月27日(日)に、テレビ朝日で『ドラマスペシャル 当確師』が放送される。7月クールに放送されたTBSドラマ『半沢直樹』で大和田常務を演じ、その高い演技力が“怪演”と称され話題を呼んだ香川照之が本作の主演を務める。他にも檀れい、高橋克実、奥貫薫など豪華キャストでの共演が実現し、2020年の最後に、鮮烈な“演技合戦”を見ることができそうだ。
本作は大ベストセラー『ハゲタカ』シリーズで知られる人気作家・真山仁氏の同名小説を初映像化したもの。香川が演じるのは、選挙での当選確率99%を誇ることから“当確師”の異名を持つ選挙コンサルタント・聖達磨(ひじりたつま)だ。香川本人も「しゃべり方からだいぶ “謙虚さ”を引いて演じています」とニヤリと笑顔を浮かべて明かしたその役柄は、「選挙は戦争。勝つためなら手段は選ばない」と豪語し、莫大な報酬と引き換えに勝利を収めるために選挙で戦う熱い男。本作でもダークヒーローならではの独特な魅力と圧倒的な存在感を見せつけている。
また、ロケーションジャパンが注目するのはそのロケ地。本作には静岡県伊東市、東京都あきる野市、神奈川県海老名市などの地域が撮影協力をしたのだとか。“選挙コンサルタント”という聞きなれない職業の主人公が、どのような舞台で活躍するのか、そのロケ地を想像しながらドラマの展開を見守るのも一興だ。
原作者の真山氏は、全世界から注目を集めたアメリカ大統領選が行われたタイミングで本作のドラマ化が決定したことについて「運命的」とコメント。さらに大人気ドラマ『半沢直樹』でダークヒーローを演じた香川照之が、2020年の締めくくりに別の舞台で新たなダークヒーローを演じるという運命的な役回りも無視できない。驚くべきことに、本作が放送される27日は全国6つの地域で選挙が行われるのだとか。まさに「運命」が連鎖した本作。鳥肌ものの演技合戦と手に汗握る人間ドラマ、話題を呼ぶこと間違いなしだ。
【あらすじ】
当選確率 99%を誇り、“当確師”の異名を持つ敏腕選挙コンサルタント・聖達磨(香川照之)が 大物政治家・大國克人(木場勝己)に依頼され、“日本一有名な市長” と呼ばれる鏑木次郎(高橋克実)を市長の座から引きずり下ろすべく奮闘する。その裏では聖と鏑木の因縁、聖の擁立する清廉潔白な黒松幸子(檀れい)の苦悩と強さ、大國の目論見など、両陣営の思惑が入り乱れ、その闘いは波乱の展開へと続いていく……。