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■エンタメ
2016.07.20

宿無し無一文、でも食の天才「ヤッさん」が、築地を舞台に大活躍!

7月22日(金)夜8時~テレビ東京系で放送を開始するドラマ『ヤッさん 築地発!おいしい事件簿』。
その放送を記念して、今年10月オープン予定の築地魚河岸海幸橋棟の屋上広場で記者会見が行われ、
伊原剛志、柄本佑、山本舞香、板谷由夏、里見浩太朗が出席した。

『ヤッさん 築地発!おいしい事件簿』記者会見

 

2016年11月に移転を予定している築地場内・場外を舞台とした今作は、
ドラマ初主演となる伊原剛志演じる宿無し自由人の「ヤッさん」が、
「食」にまつわる様々な悪党どもの悪行を、
バッサリと気持ち良く叩き潰す、とびっきりの痛快・下町人情劇だ。

移転間際の状態、しかも築地の場内と場外で撮影ができるのは、本当に稀なこと。
それだけに地元の方々の暖かい理解と協力の上に成り立っているドラマだと言える。

実際に場内で撮影をした感想を主演の伊原さんは

 

「日本の中でなかなかこの雰囲気はないと思います。
 最高の撮影でした!」

 

と感激を語る。

 

また、ヤッさんの心の師・蕎麦屋「橋田」の主人役で登場する里見浩太朗さんは

 

「実は僕は役者になっていなかったら、
  築地の問屋になっていたはずなのです」

 

と懐かしそうな様子。

 

「親戚の店がここにありまして、60年前に築地で働いていました。
  芸能の道に入らなければ、 ここに残るか、移転するか、ということで
 今まさに頭を悩ませていたはずです」

 

と語る里見さんの目には、懐かしい築地の風景が映っているようだった。

 

また、普段はあまり料理をしない伊原さんだが、ヤッさんの現場に触発されて、
劇中で「橋田」の調理指導をして下さっている蕎麦屋さんで人生初の蕎麦打ちを体験されたとか。

 

「打ち立ての蕎麦! これが、美味しい! 
 お母さんたちが料理教室に通う気持ちが分かりました。
 打って楽しい、食べておいしい、持って帰ると家族が喜んでくれる! 
 ヤッさんは色々な料理ができる役なので、
 今後のドラマの中に、もしかしたら
 蕎麦打ちも出てくるかも知れませんね」

 

今後のドラマの展開が、ますます楽しみになる一言だ。

 

ドラマには他にも、ヤッさんに拾われてコンビを組むことになる青年・タカオ役に柄本佑さん、
蕎麦好きのあまり北海道から家出して築地に転がり込んだミサキ役に山本舞香さん、
ヤッさんやタカオを陰から支える優しいオモニ役に板谷由夏さんなど、
個性豊かな俳優陣が揃っている。

ドラマの雰囲気と同じく、楽しく和やかに撮影は続いているとか。
「家族で観るドラマになって欲しい」という監督の言葉通り、
美味しい食べ物と人情が人々の心を繋ぐ、温かい作品になっていきそうだ。

 

 

金曜8時のドラマ『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』
テレビ東京系で2016年7月スタート 毎週金曜夜8時00分~8時54分
出演:伊原剛志、柄本佑、山本舞香、上地雄輔、板谷由夏、里見浩太朗 ほか
脚本:大島里美
演出:小林義則 ほか
音楽:白石めぐみ
製作:テレビ東京/共同テレビジョン
http://www.tv-tokyo.co.jp/yassan/ 

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