本物の古寺名刹で学園コメディ!? 『ぶっせん』ヒット“祈祷”会見で修行(ロケ)生活明らかに
美術館の仏像展に女子が殺到し、お坊さんの写真集がヒットし、寺修業体験がプチブームになり。そんな加速を続ける仏教ブームにニューウェーブの予感!
7月16日(火)深夜2時29分~放送がスタートするドラマ『ぶっせん』は、仏教専門学園を舞台にした異色のコメディ作品。漫画誌「モーニング」(講談社)で1999年~2001年に連載されて人気を博した漫画家・三宅乱丈のデビュー作が原作で、「お寺が金儲けのために学校創設」「俗物を捨てられない学生僧侶たち」「欲にまみれた僧侶たち」と、ナマグサ全開のキャラクターたちと奇抜な設定で、早くも注目を集めているのだ。
7月8日(月)には、東京都・増上寺(大門)でキャスト全員が劇中の坊主姿を初披露するとともに、ヒット祈願の祈祷を実施。会見では、ロケ地情報もチラリ。
舞台となる学園は、山梨県の標高約1,000m以上の山奥にあり、歴史ある由緒正しい本物のお寺がメインロケ地。セットではなく本物のお寺が使われたのは、コメディの中でもリアリティを追及してお芝居をしたい!という制作者の思いから。重厚感のあるお寺の雰囲気と、繰り出される笑いのギャップも魅力の一つだ。
「仮面ライダーフォーゼ」に出演し、今回、おバカでマジメな主人公・田村正助を演じる吉沢亮は、「泊まり込みで合宿生活状態。ずっと一緒にいるのでみんな仲がいいです!ただ、虫がすごくて…。虫が嫌いなので、15センチくらい蛾が出ると、芝居どころじゃなくなっちゃう」と話すと、女子にモテたい沖縄ボーイ・金城博役の平間壮一に「嫌いすぎて逆に虫に詳しい(笑)」、男よりも男前な女子僧侶・三条翼役の中別府葵から「虫が出るとうるさいんです!」とツッこまれる一面も。「これからの季節、虫が増えるのが不安。虫とも仲良くなれたらいい…」と悩みをポツリ。
同キャストからのスピンオフユニット「極楽ボーイズ」による主題歌「ぶっせんサンバ」の発売や、ドラマ後に行われる同作品の舞台版など、『ぶっせん』プロジェクトはまだまだ続く。
ロケ地になっているお寺の詳細情報は、放送終了後に解禁になるのでお楽しみに! 仏教ファンならずとも、笑いと悟りを同時に楽しめるドラマの世界を堪能しつつ、ロケ寺社巡りを満喫してみては。
パンク大好き城敦役の桐山漣(下の段右から2番目)から「メイク時間は1人あたり2時間以上!夜2時くらいから取り掛かることも…」との裏話も。ちなみに、本気の坊主はこの中に3人います!
ドラマ『ぶっせん』
TBS系
7月16日(火)から毎週火曜放送(連続10回)
深夜2時29分~(一部地域を除く)
http://www.bussen.jp/
(ロケーションジャパン)