来年大河『軍師官兵衛』の舞台や『魔女の宅急便』のロケ地も! 岡山の魅力満載ツアーレポート
季節はもうすぐ秋ですが…去る8月1・2日、岡山県の観光地を巡るメディアツアーに参加してきました。
これから観光資源にしたい!という岡山県イチオシのスポットが凝縮!
ツアー工程をチェックして、ぜひ岡山の新しい魅力を追体験してください!
【1日目】
まず、バスで向かったのは、
「ももたろう」さんのモデルで知られる大吉備津彦大神を奉った吉備津神社。
いたるところにももたろうのモチーフがあるのも楽しい!ももたろう探しも楽しいかもしれません。
イスが鬼!
こちらの神社では、鳴釜神事という神事を行っているのですが、これが面白いんです。
釜を火にかけると音が鳴り始め、心地よく聞こえればよいことが、不快に感じればよくないことが起こる…らしいです。
ちなみに記者は…ふふふ、秘密です(笑)。
次に向かったのは、備中高松城址。
こちらはなんと! 来年の大河ドラマ『軍師官兵衛』ゆかりの地。
官兵衛の策略により、豊臣秀吉が行う水攻めの舞台なのです。お城は今はありませんが、武将たちの首塚や胴塚が残り、ハスの名所としても知られています。
夜は、日本三大名園の1つ、岡山後楽園で岡山の魅力のプレゼンテーションが行われました。
旅の楽しみ、食や遊びを集めて岡山をプレゼンしてもらう会です。
カワイイゆかたを着れてテンションMAXになりつつ会場に向かうと、
ズラリと並ぶ、岡山食材の美味の数々!
地酒!!
そして始まる演奏会!
県知事も自らサックスを披露!
建物内では、参加者が昔遊びに興じていました。
暗くなると、岡山城や藩主の邸宅、能舞台を望む美しい庭は、ライトアップで幻想的になります。
(ライトアップは毎年8月に行われています)
お腹も心も満たされたので園内散策としゃれ込みます。
庭の要所要所にミニバーが設置され、懐かしのラムネや、すっかり気に入ってしまったさまざまな地ビールをいただきながら、ぶーらぶら♪
あっという間に、癒やしの夜は過ぎて行きました…。
参加者が感想を発表する場で、
ほぼ全員が「岡山は桃とブドウ、お酒が最高!」と言っていたのが印象的でした。
(記者は思わずお取り寄せしてしまったほどです(笑))
【2日目】
2日目の最初は備前市伊部町へ。備前焼の里で、伝統的なものからモダンなものまで、
さまざまな備前焼の店が並びます。
備前焼は丈夫な上に、ビールがおいしくいただけるんですって!
(ビール党のみなさん、要チェックですよ(笑)
神社まで備前焼づくしだったのには驚きました。
神様たちも備前焼!かわいい!
お昼に向かったのは、牛窓。
オリーブ園は、来春公開の映画『魔女の宅急便』のロケ地にもなっています。
(ちなみに、五福通りという昭和テイストの通りもロケ地になっているのですが、こちらは『ALWAYS 三丁目の夕日』や『とんび』なども撮られています)
また、そこから見下ろす平原は、
時代劇でおなじみのロケ地。
ロケ地の名所ですね!
そんな牛窓にあるホテルで海の幸など地元食材たっぷりの料理をいただきます。
眼前に広がる海が爽快です。
お腹が満たされた後向かったのは、「瀬戸国際芸術祭2013」が開催中の犬島。
犬島は『西部警察』のロケ地でもあります。
銅精錬所の遺構を保存・再生した犬島精錬所美術館の入り口は、まるで迷路のよう!
銅精錬の副産物であるタール状のものを使ったレンガでできています。
建物の中も迷路や三島由紀夫ゆかりのアートが満載でエキサイティングでした!
興奮冷めやらぬまま外に出ると、カフェがあります。
ここで、手づくりジンジャーエールと、
犬島伝来のおしるこ(なんと、そうめんが入っています!)で、ほっ♪
集落内では、島の人たちの想いや記憶、自然などをアートにした美しい作品がたくさんありました。
集落をぶらぶらしていると突然アートが現れ、思わず歓声!
見る角度や光の具合によって色や形が全く変わる。いくら見てても飽きません。
島を背にして、楽しい思い出を胸に、2日間の岡山旅を終えました。
岡山には、美しいもの、楽しいもの、おいしいもの、すべてがある、
すばらしい土地だということを実感した2日間でした。
秋は10月5日(土)~11月4日(月)に瀬戸内国際芸術祭が開催されます。おいしい味覚も増える時期、岡山の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。