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2013.12.07

ロケで熱い茨城県で、水戸を舞台にした3部作完結編が公開!

「映画で地元の魅力を発信しよう!」と地元有志が集まり、自主制作した映画『そなたへ』が茨城県水戸市で完成し現在公開されている。この映画は、JR水郡線沿線の活性化を狙ったカミスガプロジェクトの一環で、カミスガフィルムコミッションが制作した“水郡三部作”の完結編。

監督をはじめ役者も全員地元出身者で、制作費は企業からの協賛金や興業収入で賄った“ザ・水郡映画”だ。これまでも、映画『走れ』『シガノココロ』の2本の公開を終え、地元で大評判。近隣エリアからのロケ地ストが増えていることについて代表の菊池一俊さんは「地域の良さを、改めて知ってもらえるよい機会になった」と映画によるPR効果を語った。

 物語は、主人公・圭輔の視点でさまざまな人生を描く三部作。幼い頃に別れた母親との再会を求めて一歩踏み出す少年・圭輔の成長を綴った第1作から、母親の若き日の姿を描いた第2作、そして第三作目の今作では、主人公・圭輔が家庭を持ち妻や子どもたちと向き合う姿から、現代の家族像にスポットをあてた。映画をきっかけに盛り上がる、町の今後に注目だ。

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