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■エンタメ
2014.01.15

2013年もっともロケ地を盛り上げた作品は、『あまちゃん』に!!

今回で4回目を迎えたロケーションジャパン大賞。2013年に公開・放送された映画・ドラマの中から、作品の人気や、ロケ地の行楽度、ロケ支援など4つの視点から選ばれるこの賞。栄えあるグランプリには、『あまちゃん』(岩手県・久慈市)が輝き、続く準グランプリには映画部門では『陽だまりの彼女』(神奈川県・藤沢市)、ドラマ部門では『八重の桜』(福島県・会津若松市)がそれぞれ選ばれた。

グランプリの『あまちゃん』は「じぇじぇじぇ」が流行語大賞を受賞するなど、もはや説明不要の国民的ドラマ。そんなこの作品は、ストーリーの面白さはもちろんだが、ロケ地となった岩手県・久慈市の魅力にハマった人も多く、「三陸の海が印象的だった」「あの列車に乗ってみたい」「まめぶ汁を食べてみたい」などの声が続出。ドラマの世界観が楽しめる小袖海岸はマイカー規制がひかれ、三陸鉄道のお座敷列車は連日満員、海女の素潜り実演会は前年の約30倍の人が訪れるなど、「何もねぇ田舎」が一躍日本でも有数の観光地となった。

準グランプリは映画とドラマ部門に分かれ、それぞれ『陽だまりの彼女』と『八重の桜』が選ばれた。松本潤と上野樹里が主演した『陽だまりの彼女』は、湘南を舞台にしたラブストーリー。「江ノ島まで行く橋を自転車で二人乗りしている姿が印象的だった」など、2人の爽やかな恋と湘南の美しいロケーションとのマッチングが、多くの人々の心に残った様子。一方大河ドラマ『八重の桜』は、福島県会津若松市出身で、同志社を創設した新島八重の生涯を描いた作品。ゆかりの地である鶴ヶ城には、桜の季節を中心に多くの観光客が訪れ、八重にちなんだツアーも数多く実施された。その経済効果は、福島県内で113億円にも上るという。

そのほか、4つの視点それぞれに特化した特別賞は支持率で『半沢直樹』(ドラマ)、行楽度で『県庁おもてなし課』&『おしん』(ともに映画)、ロケ支援で『泣くな、はらちゃん』(ドラマ)、地域の変化で『孤独のグルメSeason3』が選出された。

【調査概要】
調査期間:2013年11月13~20日
調査対象:全国の20代~50代2000名(男性40%、女性60%)
投票方法:「ロケ地が印象的だった」「行ってみたくなった(実際に行った)」作品とその理由を記入。

【作品選考方法】
2013年の話題作の中から、人を動かし、ロケ地が印象的だった15作品をノミネート。選ばれた作品に(1)一般支持率、(2)ロケ支援度、(3)まちの変化、(4)ロケ地の行楽度の4項目をポイント化し、換算。

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