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■エンタメ
2014.04.14

『青天の霹靂』舞台挨拶で劇団ひとり監督が小人に!?

 4月14日、東京都港区で劇団ひとり監督が初メガホンを取った映画『青天の霹靂』のプレミア試写会が行われた。舞台挨拶には、主演の大泉洋さん、柴崎コウさん、劇団ひとり監督が登壇。

 劇中でマジックが重要な要素になることから、檀上では劇中のマジックの監修も行った魔耶一星(まやいっせい)さんを交えてマジックが披露された。監督の登場シーンも、大きな布をかぶせた大泉さんと入れ替わるハデな演出で会場を沸かせた。

 マジシャンという役柄の大泉さんは、腱鞘炎になるほどマジックを練習したという。夜通しハトを飛ばしたり、撮影の合間もずっとコインロール(指の上でコインを転がすこと)を繰り返したり…という涙ぐましい努力を引き合いに出しては「監督は『それが限界っすかぁ?(口マネしながら)』って言うんですよ!ハラ立つ(笑)」と監督イジり。柴崎さんも「監督は人見知りで、撮影中もなかなかしゃべってくださらなくて…」と話し、監督は「美人と話すのは緊張するんです。さっきからみんな悪口ばっかり!」とイジけ、会場は笑いに包まれた。

 しかし監督が「最初で最後の監督業だと思って、こだわって作った」と話す作品には、大泉さんも柴崎さんも「泣いてしまった」と絶賛。柴崎さんは「息遣いや空気感が暖かく、監督の人柄が出ている。人と人とのつながりに共感してほしいです」、大泉さんは「(劇中で)自分が泣いているシーンを観て泣いている自分がいる。観終わった後に親と話したくなったり、子どもを抱きしめてあげたくなる映画です」と締めくくった。

 『青天の霹靂』は劇団ひとり監督の小説が原作。売れないマジシャンが昭和40年代の浅草にタイムスリップし、若き日の両親との出会いを通じて自分の出生の秘密を知っていく姿を笑いとユーモアを交えて描く。長野県上田市などでロケが行われた。5月24日(土)公開。

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『青天の霹靂』
監督・脚本・出演:劇団ひとり
出演:大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとり
5月24日(土)より全国ロードショー 
(C)2014「青天の霹靂」製作委員会

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監督の登場シーンはマジックで! 大泉さんと入れ替わりで登壇したものの、大泉さんが後ろから突然現れて注目をさらっていった…。

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背が縮むマジックに劇団ひとり監督は「恥ずかしいし、会場が見慣れてリアクションが薄くなってくるのが地獄」。

(ロケーションジャパン)

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