『スター・ウォーズ』新ヒロインが暮らす砂漠の惑星は?
世界中が待ち望んでいる映画『スター・ウォーズ』の新たなる3部作の1作目、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)。特報第2弾のティザー映像も公開され、先日は新ヒロインを演じるデイジー・リドリーと、プロデューサーのキャスリーン・ケネディが来日して「KICK OFF MEETING」が開催された。公開まで半年以上という時期ながら、映像や製作陣、キャストのコメントから徐々に明らかになる情報に、ファンのスター・ウォーズ熱はますます上昇中だ。
「(ヒロインの)レイは自立した女性です。砂漠の惑星に住み、廃品回収の仕事をして孤独に暮らしていましたが、そこで“誰か”と出会うことでストーリーが始まります」(デイジー・リドリー)
「現在は、撮影した映像を粗編集したファーストカットができた状態。ここからCGなどを入れる作業を行い、毎日々々、完成に近づけていきます」(キャスリーン・ケネディ)
これまでの『スター・ウォーズ』シリーズ作品のロケ地で、ファンにとって聖地ともいえるのが北アフリカのチュニジア。ルーク・スカイウォーカーが育った実家(ガベズ県マタマタ)や、アナキン・スカイウォーカーが幼少期を過ごした故郷(トズール県オング・エル・ジェメルほか)など、砂漠の惑星「タトゥイーン」のロケ地として、エピソード6作中の4作で重要な舞台として登場してきた。特報映像の第1弾で砂漠のシーンを観て、「今回もタトゥイーンから物語が動き出すのか!」と思った人も多いはず。
だが、実は今作の砂漠の惑星は別の星であることが判明済み。監督であるJ.J.エイブラムスの「スター・ウォーズセレブレーション」でのコメントから、ここが惑星「ジャクー」であること、あわせてロケ地がアラブ首長国連邦のアブダビであることも明かされている。上記デイジー・リドリーが語った「砂の惑星」もジャクーを指しており、どんな惑星なのか? ストーリー上の位置づけは? など、今後の情報公開が待たれるところだ。
特報の、墜落した宇宙戦艦「スターデストロイヤー」が巨大な廃墟のようにそびえるティザー映像に胸を熱くしたみなさん! 年末公開の本作鑑賞後は、最近の多くの海外作品に登場するアブダビに注目して海外旅行プランを練るのはいかがだろう。
■『スター・ウォーズ』は1977年に第1作が公開されたSFサーガ。これまでに第1、2シリーズの計6作が公開され、本作は第3シリーズ3部作の1作目、通算で7作目にあたる。
『スター・ウォーズ/フォーズの覚醒』
12月18日(金)全国ロードショー
(ロケーションジャパン)