日本の原風景を守り、後世に伝える「寅さんサミット」開催!
<日本の原風景を守り、後世に伝える>をテーマに掲げる「寅さんサミット」が、11月7・8日(土日)に柴又で開催! 編集部は7日に行ってきました!
本イベントは作品で寅さんが訪れた日本の各地地域が柴又に集結し、地元のPRをすることで、改めてその良さを再発見できる2日間です。
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「国民的人気シリーズである映画『男はつらいよ』。
主人公“フーテンの寅”こと車寅次郎は、日本各地(時には海外)を旅します。
その土地々で恋に落ち、騒動を巻き起こす寅さん。
各地の美しい風景と人情がこれを彩ります。
寅さんがつないでくれた地域と地域、人と人。
映画『男はつらいよ』の世界に広がる風景を、
どこか懐かしく、心温まる風景を
大切に守り、後世に伝えていくことを共に考えていけたら。
そんな想いを胸に、“寅さん”の生まれ故郷、葛飾柴又で
「寅さんサミット」を開催します。
(寅さんサミット公式HPより抜粋)
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柴又帝釈天、帝釈天参道、葛飾柴又寅さん記念館、特設会場の4つのエリアで開催、『寅さん」シリーズを振り返りながら、作品とロケ地を振り返ります。
京成金町線柴又駅を降りるとすぐに寅さんの銅像がお出迎え。
帝釈天の表参道を神妙な表情で見つめる、まるで今にも旅に出そうな寅さん。
たくさんの観光客であふれる帝釈天参道を抜け、帝釈天へ。
帝釈天の境内では、「寅さんサミット」の写真展が開催。
『寅さん』シリーズの舞台になった都市が紹介されています。
寅さんは、何とオーストリアのウィーンにも行っているんです^^
そして境内を抜け、特設会場へ!
寅さんが訪れた全国各地からブースが出展。
各地のご当地グルメや伝統工芸品をのんびり見てまわります。
みなさんにとって思い出深い、作品の舞台はどこですか?
東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方が
「原風景」を取り戻す日が来ることを願った東北復興支援ブースも、
多くの人でにぎわっています。
帝釈天ラベルの焼酎…気になります^^
お笑い芸人のガリットチュウの司会のもと、各地の代表者が地元の魅力をPR!
軽トラックの特設ステージがいい感じ!
その後は、山田洋二ミュージアムと葛飾柴又寅さん記念館へ。
山田洋二ミュージアムでは戦後から市井の人々を
描き続けている山田洋二監督の作品たちの展示に触れ、
そして葛飾柴又寅さん記念館では映像やジオラマで寅さんがいた世界へトリップ!
戦後、日本人が歩んできた時代を振り返るようで、作品のファンに限らず、
日本人ならば誰もが必ず何かを感じずにはいられないだろうと思える空間でした。
そして最後はやっぱり、あの「とらや」さんへ!
シリーズ第4作まで、寅さんの実家として作品に登場したこちらは、
寅さんファンにとっての聖地ですよね。
この階段を、寅さんものぼったんだ!としみじみ。
名物の「草だんご」をいただきます!
ヨモギの風味が口いっぱいに広がって美味。
コーヒーとの相性もばっちりです!
寅さんサミットは、本日8日(日)も開催!
あいにくの雨天ですが…寅さんに会いに、ぜひ柴又へお出かけください!
■寅さんサミット 詳細■
日時:2015年11月7・8日(土日)
時間:10時~18時
場所:柴又帝釈天、帝釈天参道、葛飾柴又寅さん記念館、特設会場
※荒天の場合、一部中止
公式HP:http://torasan-summit.jp/