土屋太鳳&山崎賢人のまれコンビが復活!オール長野ロケの青春ムービー『orange』
「あの時こうしていれば…」「あの一言を言ってなければ…」。 誰もが抱える、できることならば変えたい時間。そして、後悔の過去を消せるなら未来はどうなっていたのか。
高野苺のベストセラー漫画「orange」が映画化!
「あの時こうしていれば…」「あの一言を言ってなければ…」。
誰もが抱える、できることならば変えたい時間。そして、後悔の過去を消せるなら未来はどうなっていたのか。
10年後の自分から届けられた手紙が告げる、「大切な人の死」という未来に抗い、運命を変えようともがき苦しむ高校生たちの青春を描いた映画『orange』が12月12日から全国東宝系で公開される。
原作は発行部数200万部を超える高野苺のベストセラー漫画「orange」。
大切な恋人を失ってしまった未来を変えようと、手探りで奮闘する主人公たちの切ない青春が大きな共感を呼んできた。
そして、そんな話題を集める作品の映画化において、映画版での隠れた見どころの1つに映画全編にわたって作品を彩る長野の雄大な自然と四季がある。
満開の桜並木、松本市の夏祭りである松本ぼんぼん、赤く色付いた木々に雪化粧した信州の山々。原作の舞台でもある長野県松本市を中心にオール長野ロケで撮影が行われた今作は、メイン舞台となる主人公たちが通う学校だけでも、校舎・教室・グラウンドと、背景にそれぞれ長野の自然が綺麗に映るよう別々の場所で撮影するほどのこだわりだ。
今作のテーマの一つは“時間”。
未来の自分から届いた大切な人を失ってしまったという後悔の手紙、その手紙に綴られた後悔を消すことができずに生まれる新たな後悔、手紙には無い新たな未来へ進んでいくことへの戸惑い。絶え間ない不安と戸惑いを抱え、それでも新たに生まれ来る未来のなかで必死にもがき苦しむ高校生たちの青い時間は、残酷にも留まることを知らず、ただ流れる。
そのなかで、そんな彼らを包み込むように全編にわたって映り続ける長野の四季は、どんな過去も、現在も、未来でも、ずっと巡っていく。移ろいゆく時間、人の心、そしてそれらを優しく見守るようにスクリーンの隅っこにひっそりと映る長野の四季。流れる“時間”と巡る“時間”、2つの時間が交わり紡がれる物語は、四季が彩る自然に囲まれた信州の街無しには成立しなかったかもしれない。
連続テレビ小説『まれ』の土屋太鳳と山崎賢人が再び共演することでも話題の今作。映画館ではちょっと見方を変えて、時には彼らの背中にも目を向けてみてはどうだろうか。
■『orange-オレンジ-』公式サイト
http://www.orange-movie.com/