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2020.05.27

『恋はつづくよどこまでも』人気で聖地化!映像制作者御用達ロケ地・隅田川エリア

■『男女7人夏物語』や『ロングバケーション』隅田川エリアを盛り上げた作品たち

 

5月25日に新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が国内で全面解除となった。店舗などの休業申請に関しては、東京都のロードマップに従い3つのステップによる段階的な解除が行われるが、本日27日時点では第一段階が解除されており、飲食店はこれまでの20時までの営業から22時までに延長したほか、図書館などの文化的施設などの営業再開が行われている。

緊急事態宣言解除から3週間後の6月19日以降は、1000名規模のイベント開催が可能になると想定されており、まだまだ十分な注意が必要ではあるが、まちも少しずつ勢いを取り戻している印象だ。

 

もちろん3密に引き続き注意しながらではあるが、「アフターコロナ」の東京の楽しみ方としてロケーションジャパン編集部がおすすめしたいのが、ドラマや映画のロケ地を巡って楽しむ東京散策。都内には数々のロケ地があるが、中でもこれからの時期におすすめなのが、川辺で清涼感も味わえる、浅草から竹芝桟橋あたりまでの隅田川エリアだ。元々このエリアは数々のドラマや映画が撮影されている映像制作者御用達エリアと言っても過言ではなく、特にドラマでは、ほぼ毎クール何かしらの作品で隅田川エリアがロケ地として登場している。

 

そもそもこのエリアが注目されるきっかけになったのが、1986年のドラマ『男女7人夏物語』だ。明石家さんま演じる今井良介と大竹しのぶ演じる神崎桃子のマンションがそれぞれ隅田川に架かる清洲橋の両側にある設定で、隅田川エリアの価値を一気に押し上げた。そして1996年の木村拓哉と山口智子主演の『ロングバケーション』では、木村拓哉演じる瀬奈秀俊が住むマンションが新大橋のすぐそばにある設定で登場し、今も伝説のロケ地として語り継がれている。

 

 

■佐藤健×上白石萌音『恋はつづくよどこまでも』の聖地に!

 

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ドラマ『恋はつづくよどこまでも』で恋の聖地として登場した今戸神社

 

 

最近では、今年の1月クールドラマで、上白石萌音と佐藤健出演の話題作『恋はつづくよどこまでも』(TBS)のロケ地となったことで話題になった。第1話では、上白石萌音が演じる新人看護師・佐倉七瀬が高校時代に修学旅行で浅草寺の雷門(台東区浅草)を訪れ、その後今戸神社(台東区今戸)で良縁を祈願している。

 

ちなみに、本作の最終話でも、見事恋愛成就をした七瀬と佐藤健演じる天堂浬が今戸神社にお参りに訪れており、ファンにとってはこれ以上ないドラマの聖地であり、ドラマにあやかった恋愛成就の神社として話題になった。ドラマに登場する以前から、人気の神社だったが、ドラマ人気が更に拍車をかけた。

 

新型コロナウィルスの影響により、今戸神社は5月末まで本殿・社務所を閉めることを公式ホームページでアナウンスしているが、6月以降に再開した際には、恐らく再び作品のファンが聖地巡礼に訪れるだろう。(※今戸神社の規定に従った参拝をするようご注意ください)

 

そして第3話では新人歓迎会で酔った七瀬を天堂が吾妻橋でおんぶし、その後隅田公園では二人でベンチに座って話をするなど、隅田川エリアにはファン注目の恋の聖地が盛りだくさんだ。

 

 

■『グランメゾン東京』は老舗庖丁店でロケ

 

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『グランメゾン東京』で登場した「合羽橋 つば屋庖丁店」

 

 

 

木村拓哉主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS/2019年10月クール)では、第4話で木村拓哉演じる尾花夏樹と寛 一 郎演じる芹田公一がペティナイフを購入したお店として「合羽橋 つば屋庖丁店」(台東区西浅草)が登場。このお店は浅草で1956年に創業した、プロ御用達のお店で、「ドラマの小道具まで徹底的にこだわる」と言われている木村拓哉の評判も相まって、問い合わせが多くあったという。

 

他にも、ドラマ『孤独のグルメ Season8』で井之頭五郎(松重豊)がタイの鍋料理・チムチュムを味わった「タイレストラン・イサーン」(台東区浅草)や、ドラマ『知らなくていいコト』で野中春樹演じる重岡大毅が訪れた純喫茶「喫茶 丘」(台東区上野)など、 最近の話題作もこのエリアでロケが行われている。

 

まだまだ新型コロナウィルス対策の緊張感が抜けない状況ではあるが、状況が終息した際には、ガイドラインを守った上で隅田川エリアのロケ地巡りを楽しんで欲しい。

 

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