話題沸騰!ロケ地で楽しむ コロナ下の新しい旅のスタイル
好きな俳優が出演している映画・ドラマのロケ地を探し出し、その場所で作品の追体験をする聖地巡礼。それが今、コロナ下の新しい旅のスタイルとして注目を集めている。観光地ではないスポットでもロケ地が“特別な場所”として認識され、密を避けたまち歩きを提案できることから、各地でロケ地の観光活用が進んでいるのだ。例えば、撮影の受け入れを始めてから3年で、なんと600件もの問い合わせがあった千葉県茂原市。このまちでは作品の世界観を楽しんでもらおうと、ロケ地MAPの配布や、パネル展の開催、ロケ地パネルの設置を進めている。
外房一の繁華街で知られるまちだが、今年は特に、映画『浅田家!』『罪の声』『青くて痛くて脆い』など人気作のロケ地のひとつとしても注目された。さらに観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」をきっかけに、おもてなしに磨きをかけるプロジェクトも始動。映画『旅猫リポート』、ドラマ『パパがも一度恋をした』といった話題作のロケ地パネルの設置が待たれている。
他にも2021年公開映画の実際のロケ撮影に合わせて、見学ツアーを開催するなど、新しい旅行スタイルのコンテンツ作りをしていくそうなので、まずはロケ地MAPを手に、新たな旅行スタイルで楽しんでみては?
〇設置されたロケ地パネル
映画『浅田家!』主演:二宮和也
設置場所:榎町商店街 設置期間:11月末頃まで(映画公開期間中)
映画『罪の声』主演:小栗旬、星野源
設置場所:茂原市役所 設置期間:12月末頃まで(映画公開期間中)
〇観光庁が地域を盛り上げるため採択した全国自治体が進める556の事業。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics08_000163.html
https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics08_000167.html