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2023.05.01

昭和の雰囲気が残る山間のまち 岐阜県飛騨市が舞台 映画『雑魚どもよ、大志を抱け』のロケ地を巡ってみた!

人気の映画・ドラマのロケ地を訪れる“ロケ地巡り”。
実際に撮影が行われた地域では、“ロケ地マップ”が作成され、ロケ地巡りには欠かせないアイテムとなっている。
ロケ地情報誌・ロケーションジャパンの編集部が、ロケ地マップ片手に街歩きをした様子をお届けします!

今回訪れたのは、現在好評公開中の映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』のロケ地、岐阜県飛騨市だ。地方の町に暮らす平凡な小学生が織りなす、瑞々しい青春映画が撮影された。鯉が泳ぐ瀬戸川と白壁が映える土蔵街や昭和レトロな商店など、編集部が作品の世界観を存分に堪能した様子をレポート!

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★映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』あらすじ

 

地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。一番の気がかりは、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しくあそんでいたいだけなのに…

 

 

 

 

 

 

 

 

本作は、監督の足立紳が20年以上前から温めていたシナリオを、満を持して映画化したもの。モチーフとなった監督自身の少年時代を思い出させる、どこか懐かしい岐阜県飛騨市がロケ地に選ばれた。

 

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【巡ってみた!】
今回は、駅から徒歩5分の「飛騨古川まつり会館」で自転車を借りて、巡ってみました!

飛騨古川まつり会館
☎ 0577-73-3511

 

 

〇瀬戸川と白壁土蔵街

まずは、飛騨古川の代表スポット。鯉が泳ぎ、ザ日本の情緒が感じれる場所。水の音に癒される。。。

 

〇三之町堤防周辺

劇中でも多く登場した堤防。数多く架かる橋が個性的でかわいい。

 

〇味処 古川

瞬たちが食べた中華そばに、編集部も舌鼓。このお店は、アニメ映画『君の名は。』(2016年公開)でもモデルと言われ、多くのロケ地巡りを楽しむ観光客が訪れるお店。

 

〇安望藤園周辺

5月初旬には藤棚が見ごろ。高台にあり、飛騨市の一望が見渡せる。

 

〇料亭旅館 八ツ三館

西野君の家の玄関として撮影されたのがこの旅館。川沿いにあるので、サイクリングすると気持ちがいい。

 

〇橋場商店

地元でも愛される駄菓子屋さん。子ども時代に戻った気分で駄菓子を買ってみよう。

 

〇レールマウンテンバイク GattanGo!(まちなかコース)


列車を使った撮影で感動の名シーンが誕生した場所。もとは廃線を利用した人気アクティビティ。体験すると、劇中で出てきたトンネルも見ることができる。

 

 

本作はオール飛騨市で撮影され、その撮影期間は約1か月。市民もエキストラとして各シーンに参加し、飛騨市の総力を上げて作品制作に協力する形となった。

 

アニメ映画『君の名は。』をきっかけにロケツーリズムに取り組んできた飛騨市は、今回念願のオール飛騨市ロケ作品となった。市長の都竹淳也氏は、完璧な人が出てこないのが本作。それでいいんだよと言ってくれているようで、すべての人にエールを送るそんな映画。まずは映画館で観て楽しんでほしい。その上でその舞台の背景として、「岐阜県飛騨市」ってこういうところなのかと知り、実際にロケ地に来訪することで、追体験してほしい。作品を通して伝わる空気感から、飛騨市の良さを感じてもらえればと話す。また、飛騨の観光スポット的な部分だけでなく、日常の風景や廃線を利用し列車を使った撮影が可能であることを押し出し、さらなるロケ誘致を進めたい。

 

ゴールデンウィークや夏休み、岐阜県飛騨市でロケ地をめぐりながら、日本の原風景に触れる旅はいかが。

 

 

■映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』ロケ地マップ
配布場所:飛騨古川駅、飛騨古川駅前案内所、飛騨市役所など
問い合わせ:飛騨市役所
公式サイト:https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/15/31808.html

 

■映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』
公式HP:https://zakodomoyo-movie.jp/

現在公開中

 

原作:足立紳「弱虫日記」(講談社文庫)
監督:足立紳 脚本:松本稔/足立紳
制作協力:岐阜県飛騨市 配給:東映ビデオ
©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会

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