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2025.11.11

【ANIAFF】第1回 あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバルが開催!

シリーズ史上最速で興行収入100億円を突破した劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』をはじめ、今年も話題のアニメーション作品が数多く誕生した。

 

 

日本の第三の都市である愛知県名古屋市は、2005年の愛知万博「愛・地球博」をはじめ、国際芸術祭「あいち」、「あいち国際女性映画祭」、「世界コスプレサミット」などの文化事業を継続してきた。近年は「ジブリパーク」も話題となり、世界中のアニメーションファンから注目を集めるエリアである。
その上、東京・大阪からの至便なアクセス、アジアに広く開かれた中部国際空港セントレアを有するというインフラ面からも、大規模なイベントを開催するにふさわしい都市だ。

 

 

こうした愛知県名古屋市で、2025年12月12日(金)より第1回 あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバルが開催される。
世界各国・地域からジャンルや表現方法を超えた最先端の優れたアニメーション作品が集結する本イベント。ここにくれば「世界のアニメーションを一望できる」、「アニメーションの過去・未来・現在が分かる」、アニメーションファンだけにとどまらない刺激的な場所になるという。

 

本映画祭は「国際コンペティション部門」「招待上映部門」「特集上映部門」「ニューウェーブ部門」「基調講演部門」「セミナー/カンファレンスプログラム部門」の6つのプログラムに分かれている。作品の上映や紹介にとどまらず、世界各国のクリエイターやプロデューサーによるトークやワークショップなど、コミュニケーションを加速させるコンテンツが盛り沢山。「特集上映部門」の「ディレクター・フォーカス」は細田守監督を特集する。

『時をかける少女』©「時をかける少女」製作委員会2006

『サマーウォーズ』©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

 

 

また、クリエイター・ファースト絶対主義のもと、国際企画マーケットやビジネスカンファレンスなども設け、次世代のアニメーションを担う人材育成のためのハブを創出する。
本映画祭の目玉のひとつ、企画マーケット 【ANIMART】 を通し、新たな作品の誕生、新たな才能の発掘も目指していく所存だ。

 

 

映画祭に際し、アニメ界のアカデミー賞ともいわれる「アニー賞」を主催する、国際アニメーション映画協会の支部・ASIFA-Hollywood と日本初のタッグを組むことが決定。真木太郎ジェネラル・プロデューサーは「もはやグローバルコンテンツとなった日本のアニメーションの更なるマーケット拡大するチャンスを、今回のコラボをきっかけに本映画祭は考えていきたい」と期待を膨らませている。

また、「Women in Animation」の会長であり、エミー賞受賞のプロデューサー/エグゼクティブのマージ・ディーン氏の招聘も決定している。(WIAは、すべてのジェンダー・アイデンティティの人々がアニメーションの創作・制作・成果の共有に平等に参加できるよう支援する団体として、1995年に設立された。)

 

 

 

日本のアニメーションの影響力と存在感が日に日に増している現在。
次世代型の国際アニメーション映画祭・国際マーケットである、あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバルから目が離せない。

 

 

 

【映画祭概要】
名称:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル英語表記:Aichi Nagoya International Animation Film Festival
会期:2025 年 12 月 12 日(金)~17 日(水)
主催:あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル実行委員会

ジェネラル・プロデューサー:真木太郎
フェスティバル・ディレクター:井上伸一郎
アーティスティック・ディレクター:数土直志
東京事務局:株式会社ジェンコ
愛知事務局:株式会社新東通信
共催:愛知県・名古屋市
協力:中日本興業株式会社、株式会社東急レクリエーション、株式会社新東通信、学校法人 日本教育財団名古屋モード学園・HAL 名古屋
会場:ミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドスクエア シネマ2、109シネマズ名古屋を中核とした上映施設、名古屋コンベンションホール、ウインクあいち 5カ所を予定
上映本数:60〜80 本(複数回上映含む)
予算規模:1.5 億円(予定)

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