子どもたちに希望を! 奇跡の自主製作映画『有り、触れた、未来』無料上映会を東京で開催
資金集めや撮影に至るまで「実現不可能」と言われたなかで制作され、“奇跡の自主製作映画”として多くのテレビや新聞で取り上げられた映画『有り、触れた、未来』。今年3月に公開後、多くの人々の熱い支持により現在もなお上映し続けている。そんな本作の子どもたちへ向けた本作のトークショーつき無料上映会が5/13・14(土・日)に東京都・三越劇場で開催される。
『有り、触れた、未来』は“子どもたちに生きる力を届けたい”という山本透監督の想いとそれに共鳴した人々によって生み出された。若者の自殺率の上昇や不登校児童の増加など現代人が抱える生きづらさに寄り添う作品となっており、本イベントは映画の企画発足時から計画していたものだという。念願叶って開催に至った第一弾は宮城県・イオンシネマ新利府でこどもの日に実施。地元の子どもたちを含むおよそ200名が参加し、大盛況のうちに幕を閉じた。
東京都会場ではイベント当日、映画の上映会のほかに山本監督と若手俳優チームからなるプロデューサーチーム・UNCHAIN10+1によるトークショーも同時開催。今を生きる子どもたちの率直なメッセージを聞く。本イベントで集められたメッセージは鯉のぼりのモニュメントになる予定だ。
イベント開催に向けて、山本監督と本作のプロデューサーで大島蒼衣を演じた舞木ひと美氏は意気込みを以下のように語る。
<監督・脚本 山本 透氏>
「命の尊さ」を体感し、「生きる力」を直接届けます!子供たちの「心の声」を集める
上映イベントです。有り触れ合える未来が、多くの命を救うと信じています。
子供も大人も全員無料!劇場で是非。
<本作プロデューサー・大島蒼衣役 舞木ひと美氏>
『子供達の声』を集めるために無料上映イベントを企画しました。
暗いニュースばかり続く世の中で、生きること、生きていくことへ何を感じているのか。
劇場でしか味わえないエネルギーを浴びて、是非、本作品の’魂’に触れて頂きたいです。
観る者の魂を揺さぶる本作。本編だけでなく映画作りに携わった制作者陣や子どもたちのナマの声を通して生きるパワーをもらってほしい。
【イベント概容】
■会場:三越劇場(⽇本橋室町1丁⽬-4-1 三越本館6F)
■定員:各回300名(先着順)
■⽇程C:5⽉13⽇(⼟)
受付 12:30〜|上映 13:30〜15:40|上映後イベント15:50〜17:30
★登壇:⼭本透監督、武⽥英祐⼀(THE武⽥組)、UNCHAIN10+1(3名程)
武田英祐一(THE武⽥組)によるミニLIVE付
■⽇程D:5⽉14⽇(⽇)
受付 12:30〜|上映 13:30〜15:40|上映後イベント15:50〜17:30
★登壇:⼭本透監督、武⽥英祐⼀(THE武⽥組)、UNCHAIN10+1(5名程)
武田英祐一(THE武⽥組)によるミニLIVE付
【映画『有り、触れた、未来』】
原案:齋藤幸男「生かされて生きる―震災を語り継ぐ—」(河北選書)
出演:桜庭ななみ、碧山さえ、鶴丸愛莉、手塚理美、北村有起哉 ほか
監督・脚本:山本透
配給:Atemo
制作プロダクション:Lat-Lon
絶賛公開中
©UNCHAIN10+1
<STORY>
突然の事故で恋人を亡くした元バンドマンの女性。30歳を超えても現役を続けるボクサーとその妻。娘の結婚式へ出席したいと願う母親…。将来に不安を感じながら「魂の物語」を伝える若い舞台俳優たち。大震災で家族を亡くし、心に深傷を負ってしまった少女。全てを失い、生きる希望を無くした父親。家族を懸命に支え続ける祖母。心優しい親友と担任教師。たくさんの人々の思いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始めるー。