『駅のないまち』神奈川県綾瀬市がもっと近くなる!
2021年3月31日、東名高速道路「綾瀬スマートインターチェンジ」が開通する。
ICの開通により、高速道路へのアクセス性の向上や、それによる観光客の増加、企業活動の活性化が期待されている。綾瀬市は神奈川県のほぼ中央に位置し、東京からは1時間半もかからずに行けるまち。西に大山・丹沢連峰と富士山を望むことができ、カワセミやアユ、ホタルが見られるほどの豊富な自然環境に恵まれた土地であると同時に、高い技術力やノウハウを持つ製造業事業所が集積するものづくりの環境も整っており、その両者が調和しながら存在する魅力的なまちだ。
都内・横浜などの都市圏へのアクセスも良く、自然環境も豊かな綾瀬市
ここ数年は名作・話題作の撮影がこぞって行われ、作品のオファー受け入れ件数は年間数百件にものぼる。今や「イケメンが集まるまち」として映像制作者の中で知らない人はいないまちになっている。市内で撮影が行われた場所では「ロケ地パネル」を設置しており、ロケ地巡りを楽しめるようになっている。
市内のロケ地スポットで設置されている「ロケ地パネル」
綾瀬市で最も作品が撮られているのは綾瀬市役所
ドラマ『恋は続くよどこまでも』、『コウノドリ』、『鉄の骨』のロケでは出演者である佐藤健や上白石萌音、綾野剛、神木隆之介らが訪れた。そのほかにも綾瀬市オーエンス文化会館ではディーンフジオカ主演のドラマ『シャーロック』の撮影、綾瀬スポーツ公園ではGLAY「HEROES」MVの撮影が行われるなど、市内各地にロケ地があることがわかる。
綾瀬市役所:ドラマ『恋はつづくよどこまでも』でドクター天堂浬(佐藤健)が座る病院の庭のベンチとして登場
ロケだけではない!綾瀬市の魅力スポット!
綾瀬市にはロケ地はもちろん、このまちならではの魅力的なスポットがたくさんある。実際に回ってみて発見した場所を少しだけご紹介したい。
まずは『大久保商店』。神奈川発祥の豚の優良種・「幻の豚」とも呼ばれる高座豚ブランドの生みの親ともいえる大久保泰次氏が創業の精肉店。かながわの名産100選に選ばれた高座豚を特製味噌に漬け込んだ「おおくぼの豚みそ漬」が人気。合成添加物不使用で、素材の美味さを堪能できる。
大久保商店:神奈川県綾瀬市吉岡東5-2-14
そして、『肉』ときたら次は『野菜』。
『旬菜みのりファーム』は収穫体験もできる直売所。こだわりを持って育てられた野菜や果物を自ら収穫して食べると、「いつもと違う」採れたてのおいしさに感動すること間違いなしだ。
旬菜みのりファーム:神奈川県綾瀬市大上9-9-9
最後に、一番の注目スポット『綾瀬市役所』。ロケでも大人気の市役所は緑があふれる場所。屋上からは広大な農地が眺められ、晴れた日には丹沢山と富士山に沈む夕焼けが見られるとか。
「ロケのまち」綾瀬市役所のロビーに設置されたサイン・ポスター
「綾瀬スマートインターチェンジ」が開通!駅がなくても都内からアクセス抜群!
周囲を小田急江ノ島線・相模鉄道本線・東海道新幹線・東名高速道路などが通り、都内からのアクセスも良い綾瀬市。今回開通するICにより、そのアクセスの向上がさらに期待される。約340社の製造業が集積している綾瀬市では、町工場がもつ高い技術と、ものづくりの現場を身近に感じることができるイベントが開催されている。全30社近くの工場見学が一気に楽しめる「オープンファクトリー」ではなんと溶接やプレスの体験などもできるそうだ。今年一月にはオンラインの「バーチャル工場見学」が催されたほか、二月には自宅でものづくりが体験できるオリジナルキットが無料でもらえるキャンペーンも実施されるなど、コロナ禍でも綾瀬を楽しめるよう様々な工夫が凝らされている。
モノづくりのまち綾瀬でもあり、自宅で手軽にプロの味が楽しめる好評の鉄板
ロケ地MAPをもって綾瀬を回ろう!
綾瀬では、市内のロケ地をわかりやすくまとめたロケ地MAPが作成されている。美味しい肉や新鮮な野菜が日帰りで食べに行けるまち綾瀬市を、このMAPを片手にぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。
市内公共施設をはじめ、あやせとんすきメンチ取扱店舗、相鉄線各駅で配布されているロケ地マップ