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■エンタメ
2021.05.17

「作品は毒か薬になればいい」。中村倫也が語る『珈琲いかがでしょう』の魅力

俳優・中村倫也主演でコナリミサト氏の漫画を連続ドラマ化したテレビ東京系『珈琲いかがでしょう』(毎週月曜 午後11:06~11:55)がきょう17日で第7話をむかえる。

 

最初の穏やな雰囲気から一転、次第にバイオレンス感が増してきた『珈琲いかがでしょう』。SNSでも中村倫也演じる青山の過去と現在のギャップに「本当に1人で演じているの?」「ギャップがたまらなくかっこよすぎる……」など賞賛の声が上がっている。

 

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(C)「珈琲いかがでしょう」製作委員会

陰と陽のギャップは、中村倫也の魅力だけでなく、物語にも大きく影響している。5月14日(金)に発売されたロケーションジャパン6月号のインタビューで中村は、「僕はもともと作品というのは、毒か薬になればいいと思っているんです。人は、自分を癒してくれる薬も好きだけど、一方で刺激もないと生きていけない」と語っている。「人を癒す一方で、バイオレンスの世界にも誘う今回のドラマは、どちらも兼ね備えた作品」と評する本作は、まさしく物語りが進むにつれて明かされる青山の悲痛な過去により、毒にも薬にもなる作品になっている。それこそが、本作の見逃し配信合計再生数が同局過去最高になるなど、視聴者の共感も呼んでいるポイントのひとつなのだろう。

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『珈琲を巡る人間ドラマを通して、観てくれる人のなにもかもきっと軽くなるはず。』と中村が語るこのドラマは陰と陽の世界を映し出すことで、ファンタジーではない現実味を帯びた人間ドラマを描き出している。今日を含め残り2話となり、次第に明らかになっていく青山の過去と、彼の本当の目的。そしてその先で最終的に青山がたどり着く場所とは……。最終回までまだまだ盛り上がりを見せる展開から目が離せない。

 

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【第7話 あらすじ】

■「ぼっちゃん珈琲」

 

青山一(中村倫也)は、ようやくたこ(光石研)の親戚宅の前にたどり着くが、あと一歩のところでぼっちゃん(宮世琉弥)に拘束されてしまう。ワゴン車に連れ込まれ、夕張(鶴見辰吾)の運転でどこかへ移動中、ぼっちゃんは青山が面倒を見てくれた幼い頃のことを振り返り始める。

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