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2021.11.12

『花束みたいな恋をした』映画賞ぞくぞく受賞&ノミネート!

コロナ下でも興行収入38億超え、近年まれにみるロングランヒットとなった映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月公開)。SNSや口コミで評判が評判を呼び、国内映画動員ランキングでは、6週連続1位、15週連続トップ10にランクインしたというから、並外れた人気の高さがうかがえる。

同映画は、ドラマ『最高の離婚』『大豆田とわ子と三人の元夫』を手掛けた脚本家・坂元裕二と、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や映画『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督のヒットメーカーの二人がタッグを組んで製作したラブストーリー。主人公の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)の、自然体かつリアルな恋人たちの5年間に共感の嵐が沸き起こった。映画を観た後に、麦と絹の足跡をたどるかのように、多摩川沿いやファミレスをロケ地巡りする姿をSNSにアップするファンも続出した。その盛り上がりは「はな恋現象」とも呼ばれ、朝の情報番組『グッとラック!』(TBSテレビ)や散歩人・高田純次の『じゅん散歩』(テレビ朝日)でそのロケ地巡りが取り上げられた。

そんな『花束みたいな恋をした』が様々な映画賞に続々とノミネート・受賞している。
明日11月13日(土)から開かれるTAMA映画フォーラム主催の「第13回TAMA映画賞」では、特別賞を受賞。さらに、主演の菅田将暉と有村架純は最優秀男優賞・最優秀女優賞をダブル受賞している。

 

映画祭では、14日(日)は「はな恋」上映や土井裕泰監督トークショーもある。上映会の来場者には、今年1月に配布されるやいなやすぐさま配布終了となった「調布市×『花束みたいな恋をした』ロケ地マップ」と同じ内容が掲載されている「ロケーションジャパン103号」(2021年1月15日発行)が無料配布される。同マップによると「はな恋」ロケ地は調布市や京王線沿線に多数集まっている。鑑賞とともにロケ地巡りをして麦と絹のなりきりを楽しんでみるのもいい。

映画『花束みたいな恋をした』は、そのとして一番地域を盛り上げた作品とロケ地を表彰する「第12回ロケーションジャパン大賞」でも、地域一体となって映画制作に協力した調布市とともにノミネートされている。今年もこれから様々な映画賞の発表が待っているが、今年「はな恋現象」を巻き起こした本作の躍進を期待したい。

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