散歩版『孤独のグルメ』!?景色と音を味わうドラマ「歩くひと」が再放送!
「ちょっと歩いてくるよ。」そう言って家を出た男(主演:井浦新)がいつの間に見知らぬ世界に迷い込み、少しの冒険を終えて家に帰ってくる。谷口ジローの原作をもとにした異色の“紀行ドラマ”『歩くひと』が、特別編(2)として5話から8話が5月12日(水)午後10時から再放送される。
今回の放送では、主人公・井浦新演じる歩くひとが、豪雪の岐阜県飛騨市(8話)の中に迷い込むシーンも見どころのひとつ。一風変わった時代劇設定のストーリーと、一面が真っ白の雪の中幻想的な風景、そして雪を踏みしめる「歩く音」を味わって視聴して欲しい。
道端でもございやすんで
堅え挨拶は略させて頂きやす
生まれは武州武蔵国
いまは無宿の歩く男にござんすNHK BS4Kドラマ
新春時代劇版【歩くひと】
8話「先を急ぐ」
1月10日(日)よる7時から宜しくお頼み申しやす
ごめんなすって pic.twitter.com/VgDn9wLZSQ— 井浦 新 | ARATA iura (@el_arata_nest) January 9, 2021
制作統括の共同テレビジョンの吉見健士氏も「シナハン時(※下見取材のこと)の秋の枯れた風景が、いざ撮影時には一面大雪の銀世界。シナハンから撮影まで、2か月の間を置くと、まるで別世界になってしまいます。」と、『歩くひと』のロケについてコメントしている。
ちなみに、撮影時一面の銀世界だった飛騨市も現在では雪が溶け春を迎えている。ロケ地のひとつでもあった種倉地区では田植えが始まっている。その他にも飛騨古川を象徴するエリアの瀬戸川と白壁土蔵街では、瀬戸川で1,000匹余りの鯉が泳ぎ情緒あるまちに新緑の美しさが見頃となっている。
放送では飛騨市の冬の「白」の景色の美しさ、そして雪を踏みしめる「音」を存分に味わってほしい。
ドラマ『歩くひと』 特別編(2)
5月12日(水)午後10:00ほか 放送予定
【出演】井浦 新、田畑智子 ほか
https://www.nhk.jp/p/ts/XZXRZP87LY/episode/te/L223GWX3PW/