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2017.01.14

映画『本能寺ホテル』 本能寺の変前日!タイムスリップした主人公が歴史を変える?

ホテルのエレベーターを降りたら、そこは戦国時代の本能寺だった…! 本日1月14日から大ヒット公開中の、綾瀬はるか・堤真一主演の『本能寺ホテル』で、ぜひタイムスリップ体験を!

恋人の恭一(平山浩行)からプロポーズされ婚約した倉本繭子(綾瀬はるか)は恭一の両親に招かれ京都を訪れる。路地裏に建つ本能寺ホテルにチェックインした彼女は、ホテルのエレベーターに乗って上階に行くはずが、なんと戦国時代の本能寺へタイムスリップしてしまう…。

 

繭子は本能寺に滞在中の織田信長(堤真一)や信長の小姓・蘭丸(濱田岳)と親睦を深めていく。家臣たちに恐れられながらも人間味溢れる深い魅力を持つ信長に惹かれ始めた繭子は、自分が「本能寺の変」の前日にタイムスリップしたことに気付く…。

 

タイムスリップものといえば、稲光が鳴ったり、大仰な効果音が鳴ったりする演出が多いが、今作ではエレベーターが現在と過去を繋ぐタイムマシーンになる。「例えば、いきなり気を失って戦国時代に行ってしまったら、タイムスリップしてしまったって納得できますか?」と鈴木雅之監督。しかし、主演の綾瀬はるかの「動じない飄々とした様」も相まって、現代と戦国時代を気軽に行き来する様が小気味良い。

 

「最初に『戦国時代=本能寺』と『現代=ホテル』を組み合わせた“本能寺ホテル”というコンセプトがありました」という監督。全く異なる二つのものが合わさることで生まれるギャップと、一人女の子が新たな一歩を踏み出すために歴史の一大イベントをきっかけにするというギャップをイメージした結果、「京都」と「本能寺の変」をメインにした物語の構成になったという。

 

本能寺を描くために、隨心院、東福寺、妙心寺といった京都の寺社、西教寺(滋賀県)、本徳寺(兵庫県)でロケを敢行。多くの場所で一つの「本能寺」というイメージを描き出すための「統一感」には特に注意しているとか。

 

どのお寺も非常に撮影に協力的だったそうだが、大変だったのが本能寺ロケの「核」となった兵庫県の書寫山圓教寺。高い山の上にあり、ロケ隊の機材は全て「山登り」で搬入しなければならず、過酷なロケとなった。しかし「その分、素晴らしい画ができた」と監督は宣言する。

 

過去と現代が交錯する映画『本能寺ホテル』。

スクリーンで二人を観るあなたが座っている映画館のその場所も、戦国時代で“あの英雄”が座っていた場所かも?

ぜひ想像の扉も開けて、繭子とタイムスリップを楽しんできて欲しい。

 

映画『本能寺ホテル』
監督:鈴木雅之 脚本:相沢友子 音楽:佐藤直紀
出演:綾瀬はるか、堤 真一/濱田 岳、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫 ほか
全国ロードショー中
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ
http://honnoji-hotel.com/

 

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