――原作のある作品を映像化する上でこだわった点を教えてください                

しっかりと表現したい！と思ったことは桜です。タイトルに入っているというのもあるのですが、実は原作にはそこまで桜の描写が無く、映画ならではの魅せ方を考えました。杉咲花さん演じる主人公・泉の心情と共に、一見綺麗な桜がどんどん不穏で、ちょっと怖いと思えてくるような描き方は非常に意識していました。    

――こだわって撮影された“桜”のロケ地はどのように選ばれたのですか

ちょうど『朽ちないサクラ』の１年前にドラマ『ウツボラ』を愛知県蒲郡市で撮影していたことで、その時の桜がとても綺麗だったことを思い出して、ロケ地の一つに選びました。今回の作品は画として、いろんな表情や種類の桜が必要だったので、県内の豊橋市や岡崎市などでも撮っています。桜を求めてたくさんロケハンにも行ったんですが、その時期はまだ桜が咲いていなくて、枝だけを見て想像を膨らませて決めていきました（笑）撮影時は常にそれぞれの開花状況を確認して、スケジュールも桜合わせで、パズルみたいに組み合わせて調整しながら撮影していきました。  

――撮影時のロケ地での思い出はありますか？

１カ月半くらい撮影に行っていたんですが、とにかく楽しかったです。

空き時間や休日はスタッフ同士でサウナに行ったりして、撮影のモチベーションを上げていました！

ほかには、ロケ地にもなっているレストラン「さんかい」で撮影の合間に食事をしたり、蒲郡市でケータリングを出していただいたことも思い出に残っています。

何か所か地域を回りましたが、どこの地域の方もとにかくやさしく、温かくて。ロケ地の相談にも親身に乗っていただき、撮影させていただくにあたって大変助かりました。本当にありがたかったです。

ドラマ『ウツボラ』の時もそうでしたが、地域の方の対応が良いとまたここで撮りたいと思いますよね。

――こだわって撮影された“桜”のロケ地はどのように選ばれたのですか

ちょうど『朽ちないサクラ』の１年前にドラマ『ウツボラ』を愛知県蒲郡市で撮影していたことで、その時の桜がとても綺麗だったことを思い出して、ロケ地の一つに選びました。今回の作品は画として、いろんな表情や種類の桜が必要だったので、県内の豊橋市や岡崎市などでも撮っています。桜を求めてたくさんロケハンにも行ったんですが、その時期はまだ桜が咲いていなくて、枝だけを見て想像を膨らませて決めていきました（笑）撮影時は常にそれぞれの開花状況を確認して、スケジュールも桜合わせで、パズルみたいに組み合わせて調整しながら撮影していきました。

――撮影時のロケ地での思い出はありますか？

１カ月半くらい撮影に行っていたんですが、とにかく楽しかったです。

空き時間や休日はスタッフ同士でサウナに行ったりして、撮影のモチベーションを上げていました！

ほかには、ロケ地にもなっているレストラン「さんかい」で撮影の合間に食事をしたり、蒲郡市でケータリングを出していただいたことも思い出に残っています。

何か所か地域を回りましたが、どこの地域の方もとにかくやさしく、温かくて。ロケ地の相談にも親身に乗っていただき、撮影させていただくにあたって大変助かりました。本当にありがたかったです。

ドラマ『ウツボラ』の時もそうでしたが、地域の方の対応が良いとまたここで撮りたいと思いますよね。

――どのような人にこの作品をおすすめしたいですか。

もちろん老若男女皆さんにおすすめしたいですが、特に若い方には観ていただきたいです。主人公の泉が親友の千佳（森田想）に心無い一言を言ってしまったことをずっと後悔している部分とか、結構若いうちにはありがちなことだと思うんです。思ったより言葉って重みがあって大事なものだよっていうことを感じてほしいです。僕も大人になってやっと分かってきましたが、若いうちからもっと知っておきたかったですね。