志田彩良×井浦新が親子役 『かそけきサンカヨウ』10月15日公開
いま注目の若手女優・志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』が、2021年10月15日に公開される。
日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS)では、クールな優等生役を演じた志田。『かそけきサンカヨウ』では実力派俳優・井浦新と娘・父役で共演する。
あらすじ
高校生の陽(志田彩良)は、幼いころに母・佐千代(石田ひかり)が家を出て、父・直(井浦新)とふたり暮らしをしていた。そんな穏やかな日々がずっと続くと思われていたが、父は再婚。再婚相手である美子(菊池亜希子)と、連れ子の4歳のひなた(鈴木咲)、直と陽の新たな暮らしが始まった。
新しい暮らしへの戸惑いを、陽は同じ美術部に所属する陸(鈴鹿央士)に打ち明ける。実の母・佐千代への想いを募らせていた陽は、絵描きである佐千代の個展に陸と一緒に行く約束をするが…。
――『かそけきサンカヨウ』の原作は、窪美澄が2014年に発表した短編集『水やりはいつも深夜だけど』に収録された二篇。本作は今泉力哉監督自ら映画化を希望したといい、原作に惹かれた理由を次のように話している。
「人によっては囚われてしまうような“家族”を、みんな絶対的にいいものとして言葉にすることについて前々から疑問を持っていて。でもこの短編集は“歪みのある家族”について描いていた。その点に惹かれました」
撮影には、成田ロケーションサービス、木更津ロケーションサービス、埼玉県富士見市ふじみの公園、栂池自然公園などが協力。
今泉監督がほれ込んだ世界観はどのように表現されているのだろうか。劇場で見届けてほしい。
■公開情報
映画『かそけきサンカヨウ』
出演:志田彩良 / 井浦 新
鈴鹿央士 中井友望 鎌田らい樹 遠藤雄斗 石川 恋 鈴木 咲 海沼未羽
菊池亜希子 西田尚美 石田ひかり
原作:窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)所収「かそけきサンカヨウ」
監督:今泉力哉
脚本:澤井香織 、今泉力哉
配給 :イオンエンターテイメント
©2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会