放送が終わってもファンが訪れるまちへ 「金田一」「弱虫ペダル」のロケ地・西伊豆町に新たなフォトスポット
ドラマ『金田一少年の事件簿』のセットと写真が撮れる。黄金崎クリスタルパークにて
道枝駿佑(なにわ男子)が主演を務めたドラマ『金田一少年の事件簿』のフォトブースが、ガラス工芸美術館「黄金崎クリスタルパーク」(静岡県西伊豆町)に設置された。
映画『ツユクサ』やアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』など、幅広い作品の舞台となってきた静岡県西伊豆町。今回の『金田一少年の事件簿』も撮影された作品のひとつで、第2・3話「聖恋島殺人事件」に登場するコテージや桟橋が、町内の田子瀬浜海岸に設置されていた。
撮影後は解体されていたが、昨年末に譲り受けたセットを黄金崎クリスタルパークに再度設置し、現在は一緒に写真を撮れるフォトブースとして一般公開中。新たな観光スポットとしてドラマの世界を復活させた。
『金田一少年の事件簿』は1995年から5シリーズにわたってドラマ化され、原作も含め多くのファンに愛される作品。今作は毎話放送後に番組公式ツイッターでロケ地情報が発信され、話題になっていた。
映画『弱虫ペダル』のロケ地看板も昨年末に西天井抗原に設置。ファンの間で話題に
西伊豆町のロケ担当者は、
「作品の盛り上がりを一過性で終わらせるのではなく、継続的な誘客につなげるために金田一のセットを設置しました。実際、写真を撮りにファンの方が訪れています。
このほか、ほぼ同時期に永瀬廉さん主演の映画『弱虫ペダル』(2021年公開)のロケ地・西天城高原にイラストを使ったロケ地看板を設置しましたが、放送中のアニメ5期の影響もあってファンが訪れています」
と、その効果を実感。昨年発行したロケ地マップなどのツールを使いながら、ロケ誘致を誘客につなげる取り組みに今後も力を入れていくという。