■エンタメ
2024.10.18
美 少年・佐藤龍我、新海誠監督作品の朗読劇に挑戦!「皆さんの心を掴めるようなリーディングコンサートに」
『新海誠監督・初長編映画 公開20周年メモリアル「雲のむこう、約束の場所」スペシャル・リーディング・オーケストラ・コンサート ART EXHIBITION/ライブビューイング』制作記者会見が17日コートヤード・マリオット銀座東武ホテル「龍田」(東京都中央区)で行われ、佐藤龍我ほか鈴木愛理、大原櫻子、中村竜大、黒田こらん、田中洸希、Taiyo、柏木ひなた、紅ゆずる、橋本さとしが登壇した。
本公演は映画『君の名は。』や『天気の子』、『すずめの戸締まり』など数々の大ヒットアニメーションを手掛ける新海誠監督が2004年に公開した初長編映画が原作。2018年に舞台化もされた本作が、映画公開20周年の今年朗読劇として蘇った。主人公・藤沢浩紀役を佐藤、沢渡佐由理役を鈴木愛理と大原櫻子がWキャストで演じる。
会見では初めに座長の佐藤が「藤沢は意外と子供っぽい性格。すぐにかっとなるけれど覚悟を決めたことは突き通すところにカッコよさを感じた。今回のリーディングコンサートはオーケストラの方が60人もいるためとても緊張するが、私たちの朗読と歌とオーケストラの方の演奏で皆さんの心を掴めるようなリーディングコンサートにしたい」と本作の意気込みを語ると、鈴木は「普段から見ている新海誠監督の世界観にリーディングコンサートという形で参加させてもらえることになり大変嬉しい。オーケストラの音の響きの中で新海監督の作る壮大な世界観を今からゲストの方々と一緒に作り上げることがいまから楽しみ」、大原は「普段ライブでオーケストラの方とご一緒させていただくことはあるが、リーディング劇は初めてなのでとても楽しみ。美しいアニメーションともコラボできるということで作品に溶け込めたら」とそれぞれコメントした。6年前の舞台にも参加している黒田は「今回はオーケストラのリーディング劇コラボ。若い人にもよりわかりやすく見ていただけるのでは」と新しい公演に期待した。
会見終盤では公演タイトルにちなみ「公演のために準備している約束事は何か」という質問に佐藤は「暑がりなので普段は22度設定のエアコンを喉の保護のために26度にする」中村は「寮暮らしなので台詞をメンバーに振って練習」、田中は「劇中にビートボックスのクセが出ないよう直す」、柏木は「酒を飲みすぎない」と各々の個性が表れた回答を披露。また、自身の滑舌を心配する出演者が多かったことから司会アナウンサーよりキャスト全員に早口言葉を指導する一幕も。
本公演は東京で全3公演、大阪で全2公演実施。さらに公開20周年目となる11/20には全国32カ所の映画館にて本公演のライブビューイングを行うことが決定している。新海誠監督作品の世界観を尊重しつつ新たな息吹をもたらしている本作。豪華キャストによる名シーンのリーディング、オーケストラによる生演奏、原作映像の織り成すハーモニーに注目だ。