千枚田を彩るきらめきのイルミネーションが絶景! 『まれ』のロケ地でも注目の石川県輪島市が熱い!
夢嫌い」だったヒロインの希は、あるきっかけから「世界一のパティシエになる」という夢を持つ。一度は夢を諦めかける希だったが、地元の人と触れ合ううちにその夢を取戻し、再びケーキ職人を目指すことに。頑張るヒロインの姿と家族の絆を描いた、石川県輪島市を舞台にしたハートフルストーリーだ。
土屋太凰演じる主人公の魅力もさることながら、彼女を取り巻く地元・輪島の人々の心意気や美しい風景も見どころの一つ。ドラマが撮影された数々の場所は、今、実際に訪れることができる。
オープニングでの素晴らしい眺望を見せた『千枚田』や、桶作家の外観・希の実家が撮影された『間垣の里』は勿論そのまま見ることができるが、希が勤めた『外浦村役場』はなんと、元商店の建物を美術班が撮影用にアレンジしたもの! 放送後は一般公開され、作品の資料展示や特産品の販売をする場に大変身している。ドラマが始まってから県外ナンバーの車が続々と押し寄せ、多い時には千人を超える観光客が溢れかえったという能登。訪れた観光客をもてなそうと、地元の人々が日夜勢力をあげて案内しているとか。環境が落ち着き、気候もいい今だからこそ、『まれ』巡りで地元の『おもてなし』を受ける絶好のタイミングだ。
ロケ地以外も輪島は見どころ満載だ。劇中で登場したキリコ(奉燈)を間近で見学できる『輪島キリコ館』や『猿山岬灯台』など、ロケ地周辺を巡るのも楽しい。その中で何と言っても外せないのが『輪島の朝市』だろう。獲れたて魚を一般人も気軽に購入することができ、買った鮮魚をそのまま料理してくれる店も。
OPの棚田が、夜12,000個のLEDのイルミネーション・ショーに彩られる!
更に最近話題のスポットと言えば、やはり『夜の千枚田-あぜのきらめき』ではないだろうか。『まれ』オープニングで日の光に包まれていた緑の千枚田が、秋から冬にかけてその風貌を一変させる。日本海に面して小さな田が海まで連なる絶景は奥能登を代表する観光スポットとしても親しまれているが、その棚田のあぜ道にところせましとLED! その数、なんと2万1千個! 30分ごとに色が変わっていくその幻想的な様は息を飲む美しさだ。
昼は『まれ』で活動的に能登をめぐり、夜はじっくり光の芸術に酔いしれてみてはいかが?
(「あぜのきらめき」は2015/10/10~2016/03/13まで公開)