あの映画の舞台に行ってみたい! 憧れの海外ロケ地・国別ランキング発表!!
いよいよ夏休みシーズン突入で、海外旅行に出かける人もいっぱいのこの時期! 旅先となる海外の国や街のイメージには、海外ドラマや映画で見た風景なども影響しているはず。そこで雑誌『ロケーションジャパン』では、20代~60代の男女1512名を対象に、洋画および海外ドラマの「一度は行ってみたい作品の舞台」についてアンケートを実施してみた。
回答を集計して“憧れロケ地”を国別にまとめた結果、予想通りというか当然というべきか、アメリカが圧倒的ナンバーワンに輝いた。
【海外版“憧れロケ地”国別ランキング】
1位:アメリカ
映画『スタンド・バイ・ミー』『ロッキー』 ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』ほか
2位:イタリア
映画『ローマの休日』『ゴッドファーザー』『グラン・ブルー』ほか
3位:イギリス
映画『ハリー・ポッター』『ノッティングヒルの恋人』『ラブ・アクチュアリー』ほか
4位:フランス
映画『ダ・ヴィンチ・コード』『アメリ』ほか
5位:ニュージーランド
映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ナルニア国物語』ほか
(以下、6位~10位と代表作品)
6位:韓国/ドラマ『冬のソナタ』
7位:ノルウェー/映画『アナと雪の女王』
8位:チュニジア/映画『スター・ウォーズ』
9位:オーストリア/映画『サウンド・オブ・ミュージック』
10位:ギリシャ/映画『マンマ・ミーア!』
1位に輝いたのは、ハリウッドを擁するアメリカ。さすがは映画産業の国際的な中心地、上記作品をはじめ映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『プリティ・ウーマン』『ナイトミュージアム』など、アメリカを舞台にした数多の人気作品のロケ地が票を集め、納得の1位となった。シリアスな作品からコメディ、アクションにSFまで、なんでもアリ!なニューヨークから、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』でもロケ地となったハワイまで、国内にバラエティに富んだ世界観を楽しめるロケ地スポットが目白押しだ。
一方のイタリアは、なんといっても『ローマの休日』のローマが2位獲得最大の原動力。老若男女幅広い層の支持を得て、作品別の得票数では男女総合のトップの“憧れロケ地”に輝いた。さらに映画『ニュー・シネマ・パラダイス』や、『ゴッドファーザー』『グラン・ブルー』などの撮影ロケ地となったシチリア島が、多くのムービーファンを惹きつけている点も見逃せない。
3位には、その世界観が世界中のファンをとりこにした『ハリー・ポッター』シリーズがイギリスを押し上げた。物語の幕が上がるロンドンや、主人公たちが学ぶ魔法魔術学校ホグワーツのロケ地となったオックスフォードなどは現地でロケ地ツアーが組まれており、また、スクリーンを彩った風景を求めてスコットランドに行ってみたいという声もあがっていた。
ランキングを眺めると、上位は海外旅行先としても人気を集める国ばかり。映画はその国の暮らしや文化を知る恰好のガイドにもなるから、この夏海外バカンスを予定している人は参考になる作品を観てから出発してみよう。さらに、観光のついでにロケ地に立ち寄れば、異国の旅の楽しみがグッと増すこと請け合いだ。
(ロケーションジャパン8月号)